迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

「LION」



友人の紹介で楽しみにしてた映画。公開日の今日、オヤジと109佐賀で観てきました。たまたま午前中にオーストラリアから来た親子(友人の友人)とランチしてたりしてる時にこの映画の話をしたら、この映画はオーストラリアの映画で良かったよ~と言われてさらに期待した。(父親役も母親役のニコール・キッドマンもオージー)

そんで、やっぱ良かったっすよー。涙&涙で。オヤジは自分がadopted(養子縁組)なのにケロッとしてましたw。(うちは両親ともに養子養女同士なんです)予告編はやっぱ英語版の方がよいのでそちらをUP オススメです ☆☆☆☆☆ 

  

母親不在はすごいです。

あの、ちょっと個人的なことなんですけれど、母の不在ってのはかなり後を引きますね。(昨夏、肺がんで他界) けっこう来るだろうなとは予想していたんですが、未だに週に1回くらいガツーンときます。足元が揺らぐといいますか、身体じゅうの力が抜けるといいますか・・・。その凹み具合に自分で驚くほどです。

 

きっと最後が可哀想過ぎて(肺がんの末期で目の前でアナキフィラシーを起こし、呼吸できず悶絶、心肺停止→蘇生→医者にお願いして最後の手立てをお願いした)、その瞬間を今でも忘れることができないのだと思います。穏やかな別れとは正反対でしたから。もう意識はぶっ飛んでるんだと思うけど、自分で酸素マスクを外そうとしたんですよね。息ができなくて。それを付け直しもしてしまったし。自分が最後の別れの決断をしてしまったことも正しかったのか・・・。

 

こんな文章を書いて読む方には申し訳なく感じます。ですが、そういうことも起こりえます。平安な、穏やかな別れは理想ですが、そうも行かないこともあるのだということをご理解いただくにはよいかも知れないと思い書いています。どうぞご理解のほど、お願いもうしあげます。

 

母は自由な人でしたから、おれ、決していわゆるマザコン系では無かったと思いますが、最後の場面はすごいインパクトで心に残っています。そして長男で葬儀手配もやらねばだったので(オヤジは84だし、この手の作業が不得意でしたから)、あぁ他界するかもと思った亡くなる数日前、葬儀ってどういうことになるのか?直前に葬儀社を訪れたりもしていて。その時も既に何だかアンリアルな地に足つかない状態でした。葬儀社に行くこと自体も儚く切なすぎる時間でした。

 

悲しい葬儀手配の準備作業と壮絶だった最後のお別れ。もうどうしょうもなく心に刻まれています。

 

最後に、ご両親がご健在な皆さま、どうぞ正直に思いを伝えてください。

ご両親が闘病中や介護中の皆さま、大変でしょうけれど、介護をやれるのはとても幸せなことだと思います。頑張ってください。

 

「パッセンジャー」(Passengers)

 

オヤジと109佐賀で鑑賞。オレ、宇宙の描写や天体が好きなので観ちゃう。オヤジは宇宙モノ初めてだった。やっぱSF映画にはピンと来ないようだったなー。オレは好きでしたよ、ストーリーも宇宙描写も。なんかね、星空とか宇宙とか考えると不思議の世界なんだけどスッキリした気分になるんだよね、リアルにオレも宇宙の一部なんだなって不思議な感じと人間って存在を超越した、宇宙=神の世界な感じ。なんとなくロマンを感じる方にはオススメです~ ☆☆☆☆

 

再検討

新しい会社に勤めだして1ヶ月半。思い返せば昨年末に「どこかで働かねば」と焦ってしまった。最近思うにそれは母親不在の寂莫感、田舎の友達が多忙で飲みにいくのも大変だったこと、オヤジと2人の毎日で社会に参加せねばとの焦りだったように思う。地元で新たな友人知人関係を作りたかったのだ。

 

給料や条件もほぼ考えずに、過去に経験有るサービス業種の人たちと一緒に働くことがよいと思い就職した。経験ある業種だし大丈夫だろうと思ってたけど、実際は体力や視力や判断力が以前より格段落ちていることを痛感してます・・・思うように動けない(汗) 1日1日をやっとこクリアする感じの日々です。

 

要するに間違ってしまい無理な活動をしています。無理せず人生を楽しむ方向に、再び舵を切ろうと思っています。

 

皆さま、今日もよい一日にしましょう!