迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

ハイキングという名の探求の時間。

先日の土曜、琵琶湖側の比叡山坂本駅を出発し、比叡山を横断し、西側の(京都側の)修学院経由し宝が池のホテルまで3人で歩いた。日曜も宝ヶ池から詩仙堂、そして哲学の道を通り蹴上まで約10キロ歩いた。3人は元外資系ホテルで一時期一緒に働いていた縁。オレ以外は女性なのだけれど、2人ともに海外暮らしも長く経験豊富。3人の共通点は、スイスのオートルートを2週間かけて歩いたこと。

今回も2日間にわたり、散策しながらいろいろな話をした。実際、このメンバーとの山歩きや散策は、通常の山歩きではなくどちらかというと「本当のこと」を探る哲学的な探究の時間なんだよね。今回はそのうちの一人が来週参加するという「瞑想」の合宿がメインの話題となった。オレともう一人も興味津々。話によると10人くらい参加するらしいのだけど、合宿中は人と話したり、目を合わせたりしないようにするらしい。

すごすぎる、、、。オレ、人が周りに居てコミュニケーションをとらない・・・ということに耐えられない気がする。1日でもね。瞑想ができるようになれば何がわかるのかと簡単に言ってしまえば「自分が解る」ようになるとのこと。う~ん、よくわからないけど、どうも「なぜ生きているのか」とか「人生って何」っていう答えなくて諦めてきたことについて光明が見えるようになるらしいとのこと。

山登りでもサーフィンでもまれに「世界と溶け込んだような、地球の一部になったかのような」感覚を感じるときがあるんだけど、そんなことかなぁ~なんて想像してね。まぁ、歩く道すがら、延々とこういう会話をしてるわけです。なので、山登りの心地よさに加えて、美しい景色があり、また自然な形での情報交換の場なわけですね。運動にもなって、とても効率よい。

今回、話題になってオレだけ読んでいなかった本(お2人は既読)がこれ。さっそく買って読むこととします。読む前にもう確実に読むべき本だとわかっています。なので、どうぞお読みください。ユヴァル・ノア・ハラリ なる人物の本。