迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

忘れることが大事

現在56歳、30歳くらいからこつこつ貯めた個人年金が60歳から始まる。60になったら定期保険の満期も迎えるので、まぁまぁお金の切迫感はない。若いころの自分のいい加減さから、自分を信用してなくて、きっとお金に困るであろうと容易に想像できたから(迷わず転職したり、退職したり)珍しく地味に積み立ててた。

まぁ株の大損とかもあったけど、やっぱ余剰資金あると余計なことしちゃうよね。おまかせのわりかし安全な投資信託とか外貨預金に分散するくらいにして株なんかやらないほうがいいです。よく考えてください。10回勝って11回目に失敗したら負けなんですよね。株とかって。勝つと図に乗って全額をまた賭けにいっちゃう。元手をちゃんと現金化して儲かった分だけで再投資できる人はそうそういない。オレみたくラストの1回で塩漬けになって終了~ってのが関の山です。1ミスが大きいとそのままさよならです(笑)

話しが脇道にそれたな。話をもどそう。56歳の夏を迎えた今、感じるのは、何しろ気力体力の維持が大切だってこと。お金と気力がセットじゃないと人生、楽しく過ごせないのだ。ってほんとに思う。もう病気になっちゃうのは論外なので暴飲暴食なんてもうやれない。で、気力を保つために必要なこと。

そのためには私見だけど、

1)まず多分、気力は体力の裏付けあってキープできるよね。なので50歳くらいから好きなスポーツを見つけてひたすらやることかなと思う。オレ、たまたま45~56歳が登山のピークだったので登山だったけど、何でもいい。トレーニングしなきゃいけないスポーツね。

2)そのためにも共通のスポーツをやる仲間が必要。一人じゃすぐに楽しさの限界がやってくる。ランニングクラブでもスポーツクラブでもいいと思う。競ったりして知らず知らずのうちにトレーニングできちゃってるのが理想かな。

3)ストレスをどう処理するか。ストレスって気力も体力も一気に奪っちゃう大敵だよね。これはオレの場合、親の状況に応じて転職しちゃうっていう外科的手術が今まで多いんだけど(50超えてから3回くらい変わってる)これは単身だからできること。「少量のうちに処理するべきだよね。心のコップが一杯になっちゃう前にね。たぶん、いかに「忘れるか」だと思う。ちゃんと瞑想できるひとはとても良いと思う。波乗りや山岳ってのもなぜか自然と一緒になったようで全く現実社会を忘れることができるので、おすすめ。テニスやゴルフもやってきたけど、波乗りほどは現実を忘れなかった。個人差があると思うので、何しろそういう「忘れて遊ぶ」のが大事なんだろうと思う。

 

認知症初期のオヤジと暮らしててもそう思う。昨日までを忘れるから新しい毎日を過ごせるのだ。もしネガティブなストレス(年取っていろんな能力を無くしていくこと)を忘れなかったら、毎日がしんどすぎる。自然は凄い。脳は自然とどんどん忘れるようになっているのだと思う。周りは少し大変だけどね。早くボケたもん勝ちっていう気がしないでもない。

オレは単身なので、そこに備えて準備しなきゃだな(涙)うーん、なかなかの難問だ。。。