迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

投資?運用? ・・・退職金。

一昨日、http://movies.foxjapan.com/wallstreet/を観てきました。好きなんですよね。株式もの。マイケル・ダグラスはほんと金持ち役が似合うね。映画はボチボチ・・・でした。前作の(「ウォール街」の続編なのだ)マーチン・シーンも出てきたりして、懐かしかった。


で、あの冗談のように下落したリーマンショックを思い出しまして、株の話を書こうと思います。暗い話が続く日本なんですが、株や投信のここ数年を見ると、破綻からの復興ということで、上向きなんです。底まで行ったので当たり前といえば当たり前。私が株を始めたのは約10年前くらいです。転職を繰り返してるので、退職金の自己積立です。下手すると退職金無しになりますがね(笑)


しかし、リーマンショックは凄かった。あの日、会社の廊下で携帯で株価みて更新ごとに額が激減して行ったね。数年間貯めてきたものが一気に・・・。まさに映画でした。最大−65%の評価損まで行きましたね。こうなると、売るも何もヒトゴトのようになってきます(笑)最初の一報で全部売っておければ傷は浅かったのかも知れませんが、固まってしまってた。今では貴重な体験だったと思いますけどね。


そんで、それ以降、給料はほぼ、ぜーんぶ日本株に突っ込んでます。底だってはっきりしてたから。そして2年経った現在、残高から言うとだいぶ回復基調です。ほったらかしで(毎月のように買い足しするけど見ない)、たまーに確認します。以下が本日確認の状況です↓


*あのー、以下の投資はだいたい最低単元株です・・・お間違いなきよう(笑)

<日本株式>
トヨタ                   +15.2% 
<中国株式>
中国東方航空              −6.5% 
中国稀土(レアアース)         +2.0% 
<投資信託>
BRICS株式ファンド         −40.5%  
HSBC世界資源ファンド       −34.0% 
MHAMインデックス225      +22.9% 
グローバル・ハイイールド(USD)   +20.9% 
グローバル・ハイイールド(AUS)  +8.7% 
グローバル・ハイイールド(ユーロ)  +10.2% 


相変わらず、どーんと凹んでる2つの投信は、リーマンショック前に購入したもの、それ以外はすべてショック以降にひたすら持ってる資金をずっと投資し続けてきたものです。まだまだマイナスですけどね(涙) 上記のうちインデックス225っていうのが日経平均とほぼ連動していて、22%値上がりしてる訳ですね。(日経平均8,000円→10,000円)


そして2009年以降、おそらく株や投資信託で運用減した人は少数派だと思います。なんとビックリ、個人的にもそれ以降に購入した大手銘柄(多くの中国株含め)で大きい損は無いのです。奇跡的ですよね。そういう上げ相場なんです。(100%必ず損は発生します、何件かのマイナスの合計とプラスの合計の差額が収益なので)


特にトヨタやキャノンやパナソニックなど、まともな企業があの時、大安値でした。もう、現金集めて大手株に投資しました。借金してやろうかと思ったけど、さすがに止めましたけどね。結果から言うと借りてでもやる価値はあったよ。ほんと大手各社の復活のお蔭です。感謝。


最近、この状況をみて、社会人の新規の参入が多いようです。でもね、大変ですよ。人間は基本、「上がればすぐ売りたくなり、下がれば持ち続ける」超保守な資質をもってるから、「少し勝って大きく負ける」のが常です。気付くと損切りが遅れ、総額で損が多くなってしまうんですよね。上記でもパッと見は6勝3敗ですが、後追いした+評価のものがお金が無く小額なので、まさに小さく勝って大きく負けてる状態です。


それでもやりたいと思うなら、資金を4〜5個に分散して買って、淡々と上がってもすぐ売らず、下がったら決めたところですぐに売れる人のみですね。幅10%とか決めておいてね。そしたら10%以外の上下は無いので。分散した全部がマイナスなら仕方ないですね、撤収。それでも10%しか目減りして無いからさ。・・・でも、また勝ったら勝ったで、また買うからね。エンドレスですよ。


私はもう少し様子を見て、株や投信から外貨預金に戻ろうと思ってます。なんか嫌な気配を感じるんですよ。なぜだかね。将来の遊びの資金は大切だからね。だってさ、キリの良いところで、一度じっくり住んでる地球を見てまわりたいからね! で、その時、もう最後の訪問になるところもあるだろうから(南アフリカなど)、その土地の美味しいものは絶対に、贅沢に食べたいからさー。ご飯以外は寝床などだいたいどこでもOKなんでさ。