迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

現在までの治療費用概算

母のこれまでの肺がん治療・入院費用概算です。母は75歳以上で後期高齢者ですので医療費の自己負担|厚生労働省で自己負担1割です。


費用項目別に書くと

  • 初診・レントゲン・CT・MRI・PET 約5万円
  • 放射線治療 通院で約3週間 約5万円
  • 胸水ドレナージ・胸膜癒着術 入院25日(2人部屋ベッド差額代込) 約16万円


ガンの初診から現時点での退院まで約26万円です。私の感覚から言えば相当低い(驚くくらい)負担額ではないかと思います。レントゲン・CTは10回くらい、MRIも数回、最新のPET検査料1回も込みです。そして高度検査や放射線治療に加え、看護サービスの質を考えると、もう本当に日本に住んでて良かったと思います。海外で同じレベルでこの治療や看護を受けれるのは一部の裕福層のみではないかと思います。ほんとただただ後期高齢者高額費用の自己負担上限額に感謝。(しかしそれ故、高齢者の医療費が経済の重しになっている現状なのは問題あるが・・・。)


母はその前に脳腫瘍(髄膜腫)の摘出も行っているのですが、入院費用も含めかかった費用は15万円くらいでした。手術も入院も今回同様、医療サービスの質は高いです。地方の病院でもそうですから、日本の制度と医療体制は凄いと思います。(地方だから良いのかも知れない、要調査)


ちなみに余談ですが、母は以前リウマチ治療で西洋薬と漢方・自然療法・ホメオパシーを組み合わせて行う病院に入院したことがあるのですが、健康保険適用外であったのでこの10倍くらいの金額でした。(結果は少し症状改善した程度)個人的にはここまでしなくても、地域の一般的な健康保険適用の病院で良いかなと思います。もし自分が病気になってもそうします。


なので後期高齢者の年齢になればそんなに治療費・入院費を心配しなくても良いのかも知れません。そして入院の部分については外資系A社のがん保険を請求中で1日1万円なので、約定上は25日入院ですので25万円。ちょうどがん保険の入院費用でカバーできる概算となります。(後日経過は書きます)


オレら75歳未満は3割負担ですので、同じ診断と施術で78万円ということになります。先端医療や最新の抗がん剤治療はがん保険適用外もあるので注意が必要ですが、一般的な治療では概ねそのくらいだと目安になるのではないかと思います。50歳代の死因第一位は40%〜45%でがんのようですので(→厚生労働省死因)がん保険に入っておくのはやっぱり良い判断かと思います。3割負担の時に発症する確率高いと思うので尚更かな。


いや、マジに国の制度や医療体制に感謝してます。


>PS 2016.6.3
ガン保険金の入院費用は約定通りに振り込まれました。また、在宅療養給付金(日額7500 円x20日間)も振り込まれました。