迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

「アメリカン・スナイパー」


イラク戦争の実在の人物の物語。彼はレジェンドと呼ばれる狙撃手。愛国心から海兵隊ネイビー・シールズに志願し4度のイラク遠征に参加した。監督はあのクリント・イーストウッド。リアルな描写、戦争の狂気と帰還後狂っていく兵士。オレらが普通に(アメリカ国民も)生活してる同じタイミングでこういうことが起こっているという当たり前だけど、起きていないかのように無視して過ごしてきてる。これでいいのか?と考えさせられた。


イラク戦争を肯定したようにも見えるのだけれど(だから映画が一部より非難されている)、実は戦争の不条理や狂気、そして帰還後の兵士の惨劇を監督は伝えているんだと充分に感じれた。この映画は決して他の映画のように面白かったとは言えない。だけど観る価値ある映画だと思うよ。観るべき映画という意味を込めて★★★★★