迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

久方ぶりに南風(はえんかぜ)

久々に地元の温泉、はえんかぜ(南風)へ。以前は毎日通ってたんだけどねー、ここんところ風呂はもういいかなーと思ってた。思うにストレスと関連あるとやないかなー。ストレスが無い、もしくはは少ない生活をすると温泉行く必要がない気がする(まったく検証ない私的意見)。オレの場合はストレス発散だったんだなーと思ったよ。
 
そんでここに来ると、あーおれはこの地で育ったんやなーと再認識する。すんげー筑後弁の世界だから。リピートー率100%じゃないかと思えるほどいつも変わらぬメンバー。見かけたことない人はほとんど居ない。しかも夕方4時頃行くから来てる人は海苔漁業を中心とする漁業関係、魚市場関係の方々。あとはご隠居の方々で、オレは断然最若手(笑)だから、服を入れるロッカーも、身体を洗う場所も浴槽もサウナの中も一番手前側の若手席だ。奥手は上位者の席で接待みたいだけどさ(笑)これはここに限らず東京の銭湯でも一緒だね。年長者が上位。身体洗った泡の行き先も考え一番下手ね。日本だなーと思う瞬間かも。


そんで言葉がじーちゃん、ばーちゃんが使ってた懐かしい言葉。例えば風呂に浸かってると隣から聞こえてくる会話を再現すると

A: 久々やっかーん。あなっつあんなどげんしょるかーん
B: 海さんでよるばん。
A: 今日はどんくれあげたかん? 
B: 明日から天気の悪なるちよったけん、全部あげたばーん。
A: んなこつかん、がまだすのー。
B: がまだしょっとじゃなかやん、てっどおてちいわれよるけん、しょんなせいきよるたん。
A: てーげにしとかんと身体壊すばん。
B: あやっどんじゃさばけんけん、いっときゃしょんなかろだん。
A: そげんいわんちゃよかろーもん、わっかけんやろだん。
B: ばってがくさん、こないだどみゃばさらかったばん。網のうっちゃぶれてべらりなってどげーんさ れん。んなこてにやがんなやん。すらごつんごたる。


・・・てな具合。創作じゃなくリアル復元Verですw 100%わかるあなたは生粋の筑後南部人(笑)もう聞いてるだけで子供時代にタイムスリップするちゅー感じなんよね。未だに地元同士だと銀座でもNYで出会っても上のような会話をします。すごいよね。東京のある人からは平坦な音調で話すから韓国語に聞こえたって。確かに小学生の頃AMラジオ聞いてて、何か聞き取りにくいなーと思ってたら韓国のラジオやった。最初は日本語と思ったんよね。音調が。九州は韓国のAMラジオがバンバン入るんですよ。博多〜釜山は200km程度やしね。鹿児島行くより近いしね。


ちなみに柳川弁は基本、古語です。きんなし→切りが無い(とてもすごい)、ばさらか→婆沙羅か(すごく)など。興味ある人はこちらで→http://homepage1.nifty.com/daisaku/hougen.htm


今更だけど、標準語喋っとる自分は真の自分じゃない気がする。いわばコピー。人格も行動様式も東京基準のアバター


・・・というわけで、「だっでんたいがいにして柳川さん帰ってこんかーん!」