迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

NHK宇宙チャネル「迫りくる太陽の異変」 すげー。


NHKより転載)

昨晩、夜中に目が覚めてしまいTVをつけた。NHK宇宙チャネルで黒点活動の番組を観た(6月の再放送だった)。子供の頃、天体望遠鏡黒点観測をした経験があるのです。場所を日記につけてた。見えるのはただの黒丸だけどね。で、興味津々で観たんだけど、驚きの事実が紹介されてた。記憶した内容をメチャメチャはしょってご紹介。間違いについては各自ご検証ということでw (画像はwebより拝借しています)


驚き①
太陽の黒点は強烈な磁力によって出来ていた炎の穴、その黒点が多いほど太陽の活動が活発ということなんだけど、今までは規則正しい11年周期だった。

NHKより転載)
が、しかし現在、本来上昇すべきであった活動曲線が上がらず、周期が2年延びて13年になっているそう。研究者によるとここ1000年の歴史の中で13年の周期となるのは、黒点活動が休止する(マウンダー極小期というらしい)直前のみに起こる事だそう。つまり、まもなく黒点活動が少なくなり、予想を反して太陽が休止期に入るようなのだ。


驚き②
で、太陽が休止期にはいるとどうなるのか?ひえー恐竜が絶滅するような氷河期か?・・・実は過去のデータにより、活動休止期でも太陽からの光の量はまったく減らずに一定なんだそうである。(0.15%の上下しかしないそうだ。ホッとひと安心w) 

NHKより転載)
だけど上の図のように磁力は太陽活動と連動し弱まる。ふ〜ん、と思うけど、その磁力が大問題らしいのだ。なんでかっていうとね、地球を含めた太陽系の惑星は太陽の発する強力な磁力によって宇宙からの宇宙線(すんげーエネルギーの放射線)を跳ね返しているのだ。なので太陽の磁力が弱まるということは、地球に飛来する宇宙放射線の量が増加するのだ。


驚き③
では、宇宙線の飛来する量が増えるとどうなるのか?ってことですよね。これがね、なんとびっくりなんだけどね、雲を作りだすのはこの宇宙線だったのだということが有力になってきたんだって。実験でも確認され、宇宙線が空気中を通過する際に微粒子を形成、その微粒子が水分を伴って雲を作り出すのだ、ということ。気象のことなんだけど、そんなの全く驚きの新事実だよねー。多くの宇宙線飛来で多く微粒子が形成されることで、多くの雲を発生するということになる。うーん、世界中がイギリスみたくなるのだ。(イギリスごめんw)

NHKより転載)

太陽の活動休止→太陽の磁力が弱まる→宇宙線が多く地球に到達→地球上が雲だらけになり→地球が冷却化される という流れ。オレら地球は光や熱のエネルギーで太陽に属しているだけでなく、太陽の磁力で雲まで発生しているという、地球は完全に太陽に依存しているのだってこと。二酸化炭素による地球温暖化っていうけど、インパクトが違うよね。


ちなみに前回の休止期(マウンダー極小期 - Wikipedia)は1645年〜1715年まで70年間続いた。今回も・・・大汗


すんげー面白かったよコズミック フロント | NHK宇宙チャンネル 
今後も番組観ます!!