迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

反抗、、、そして運命と戦え。

おととし走り始めてから山に登りだし、昨年6月山に登りだしてから会社に退職を決めるまで毎週末を山登りで過ごした。丹沢、尾瀬雲取山、そして富士山6回と八ヶ岳北アルプス南アルプス

なぜにこんなに山ばかり、しかも毎週欠かさず行ったのか、行きたかったのか。特に不満ない待遇、ストレスあるけど楽しい仕事。将来安定をしようと思えばできたのに、あっさり退職したのか。全部投げ出してしまった理由。焦ったように狂ったように。

漠然と  ”違う人生を生きてみたいんだ”  と思ってた・・・。

今日、博多に出てくるときに高速運転しててふっと理由が思いついた。オレ、スローライフをしたい訳でもなく、都会が嫌いで田舎住まいをしたいからだけでもなく、実家に帰りたいってだけでもなく。そして社会的に成功したい訳でもなく、経済的に成功したい訳でもない。結婚して家庭を作りたい訳でもない。世界中を見回ってみたい訳でもない。気持はあるけど、全部しっくりとくる理由ではなかった・・・。


そんで気がついた・・・  ”これは反抗なんだ” と。


何に対してか? 社会とか常識とかではなく・・・それは確実に居なくなる家族、そして自分。確実に失わねばならない全て。不可避で不条理な事実に愕然とする、根本的な深い喪失感。宿命。 これです。反抗している正体は。果てしなく、どうしようもないことなんだけど、何かに挑んで打破できないか、と。

あらがって、あらがって、行くしかないんだろうね。老いねばばならない身体と消えて無くならねばならない、さだめ・運命。別れなければならない家族。ごくごく当たり前の事なんだけどさ、実感してしまった。

どっかで聞いたことあるセリフだけど・・・猛烈に感じる。


”運命と戦え。”