迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

そろそろリーチ、続き。

 こないだ書いた、「そろそろリーチ。」一緒に生活してるおやじ殿(88歳)がいよいよ健忘症ひどくなり(何度も同じ内容で電話してきたり)、認知機能も低下しつつあって(エアコンとTV、扇風機のコントローラーを区別できなくなった)、そろそろヘルパーするかどうかの瀬戸際だっていう話。

 

 

2か月前くらいからどうしょかなと思ってたんだけど、ようやく気持ちの整理ができて、来月末をもって勤務先を退職し、4月からヘルパー生活にはいることとしました。6年前の母親の時を含め2回目。おやじ殿の年金と私のここ数年の貯金で生活します。(うちの場合、施設への入居を検討するっていう選択肢がありません。オヤジもオレも家で一緒に過ごしたいから)


まぁ、どのようになるかは全くもって予想できませんが、オレも一緒にできるだけ笑ってたいんで自宅でのヘルパーになるのに抵抗ありません。資金的に当面は金額のはるもの買ったりできなくなるなぁ~というのが残念です。まあ2年後には若い時から始めた個人年金がスタートなので大丈夫だと思います。(ほんとこれ、気持ち的に安堵感あるよ)

それより、何が先行き不安か?といえば、一人になった時のことです。自由ではあるけど、何をしていいかわかりません。まぁバックパック系の海外旅行とかはするんでしょうけど、心の居場所が無くなる・・・というか、そこはかとないというか、ここらでいう「徒然(とぜん)んなか」。つれづれ草の徒然。漠然と、ブラックホールが目の前にあるような。不安を超えた恐怖だよね。

こう書くと、前から「え?一人で自由でいいじゃ~ん、何でそう思う?」と言われることがあるんだけど、オレだけなのかな、、、みんな思わないのか?って。まぁ人間だから、どんな状況になっても、不安はあるものなのでしょう。

そんなこんななんだけど、たまたま1か月前くらいに登山友達に紹介してもらったこの本、ちょうどいい! マジ、おすすめです。ザーッと読むんじゃなく、少しづつ、1日数ページをかみしめる様に読むのがいいです。(なのでまだ半分行ってない)

あぁ、だよね、っていう着地感あります。