迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

宝くじが当たるってこと

昨日、久々に Banff Mountain Film Festival で福岡に行った。(用事が無いと都市部に行きたくない。映画、すげー良かった〜♪) そんで帰り道、天神駅のあたりで宝くじ屋さんに人だかり。久々に買ってみるかなーと思った。で、帰り道よーく考えてみた。もし1億円超の宝くじが当たってできること・・・

  1. 旅行しまくる
  2. 借金返済
  3. 会社を辞める
  4. 車・服装・食事などを豪華にする
  5. 家を買う


たったこんぐらいしか無い。でも多分世間でいう幸せってこういうことなんでしょう。オレ、仕事はやめてるし、借金も無く、放浪旅行もしてるし、洋服とか食事は大体でOK、家も実家で充分・・・。 ん? オレ、1億円当たっても既にやりたいこと、買いたいものが無い。つまり既に当たった状態だってことだね。それでも1億当たったら、無駄に余計な車、余計な旅、余計な家なんかを買うんでしょう。


反面、1億当たれば当たったことを友達に言わずにはいれないので、喋っちゃう。当たったぜって。で、友達も黙ってられないから噂が広まりお金貸してくれとか飯おごれとか、人間関係がおかしくなるのは必至。疑心暗鬼になり誰を信用していいか判らなくなると思う。かといって聖人君子のごとく全額寄付なんて出来そうにもないけどね。そこまで解脱できてない。


なので実は億単位で宝くじが当たったとしても対して幸せではない。(お金で快適にはなるけど、幸福感を持てるのはその一瞬だけ) それでも人は宝くじを買い、お金を沢山持とうとする。やっぱり人間ってさ、中村うさぎさんの言う、「何かが欠落してると思い続ける意識こそが私という主体」 なんだね。 どこまでも欲求し続けるモンスター。至言だな。


モンスターは、永遠に夢を見続けるしかないのか・・・ 



めんどくせぇ