迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

今、あらためて、孫さん

皆さんご承知の通り、孫さんはこの災害で個人資産から100億円を義援金として寄付、また原子力に頼らない「自然エネルギー財団(→http://minnade-ganbaro.jp/res/presentation/2011/0420.pdf)」を立ち上げられました。ただの金持ちの道楽なんかでできる桁ではないです。


孫さんって、1957年生まれでオレらより6歳年上。もともとの出身はオレらの住むとこから20kmくらい北部の佐賀県の鳥栖、その後転々とされ、久留米大学附設高校というオレらの地域で一番賢い人が行く学校の出身。ご本人は多くを言わないけれど韓国籍で当時はおろらく差別的な地域の出身。(↓のビデオでは、鳥栖市無番地・・・に住んでいたとのこと)


ホークスのオーナーになったのもその経歴ゆえだと思うし、オレらこの辺の人間にとってはオール日本より前に、この福岡でやっぱりすげー偉大ヒトな訳です。TVのカンブリア宮殿で村上龍(佐世保出身、ずっと本読んでる)と対談してる時は、オレからするとね、なんかさ、佐世保と鳥栖の昔やんちゃな兄ちゃんが話してる感じなわけです・・・(笑)多分、あの番組の時もお互いもそうだとおもったと思う。村上龍さんも孫さんは後輩なんだけど、凄いなって感じで話してたし。・・・ちなみにあのホリエモンも同じく筑後地区は八女の出身で、確か孫さんと同じ久留米大附設高出身。偶然ながらも恐るべしITの異端児を生んだ地域なのです。(オレ、堀江さんも多少の行き過ぎはあるけど、突破力は凄かったと今でも好意的に思っている)


で、孫さん、なんでそこまでやるのか・・・?このビデオで少し判るのではないかと思います。(去年のソフトバンク30周年ビデオ)


常々思ってるんだけど、こういう桁外れの寄付などの行動ができる偉大な人というのは、ちゃんと過程があってですね、自分の生理的欲求(食や性の本能的欲求)を満たし→自己実現(やりたいことを実現)を満たし→家族を養い(時には養子養女し)→会社を作り社員(とその家族)を養い→地域を養い→国民の生活に寄与する・・・というでかいスケールなんですよね。きっと孫さんは最終の国民の幸せ(ひょっとすると世界の幸せレベル?)まで到達しているんだと思います。行けるところまで行っているから、普通に、ごく自然に100億寄付できるんだと思う。


ま、ともあれ、ちょっと見てん。特に筑後の諸兄!筑後弁の孫さん、初めて聞いたよ。オレらも少しは何かやり遂げな、いかんやろ。と痛感します。