店舗出店業務の時間の空いた隙に、佐賀のシアターCIEMAにて「張込み」を観た。昭和32年の作品なので生まれる6年前だ。懐かしい佐嘉神社や柳川の風景も。映画も実に良かった。昔の日本映画はとても味わい深いね。そういう歳になったということかな、白黒映画がとても良いのだ。
作品は、小説新潮所載の松本清張氏の同名小説の映画化で、兇悪犯を追う刑事の姿を描いたセミ・ドキュメンタリ篇。橋本忍氏が脚色、「砂の器」の野村芳太郎氏が監督。撮影は井上晴二氏。主演は「淑女夜河を渡る」の大木実氏、高千穂ひづるさん。「その夜のひめごと」の宮口精二氏、「喜びも悲しみも幾歳月」の高峰秀子さん、田村高廣さん。ほかに松本克平氏、藤原釜足氏、浦辺粂子さん、多々良純氏、川口のぶさんなど。主演の大木実さんて初めて観たけど、カッチョいい!観たいなって方はDVDでしかもう観れないかも。
こういう作品を上映してくれるCIEMAさんに感謝。やっぱ映画屋さん、いいなー。(こないだまでやってたやん・・・笑)ここの映画館、観たい映画がてんこ盛りだべ・・・「あの日欲望の大地で」「アニエスの浜辺」「リミットオブコントロール」そして最深ダイバー・ジャックマイヨールの「Blue Symphony 」等など・・・
・・・今更だけど、ミニシアターの小屋やりたいよね。BARと一緒でどうせ自分で観たいから。今の技術だとFilmなしのBlueRayディスクとプロジェクターで充分にキッチリと200インチくらい映写できます。BlueRayは凄いのだ。そんなにお金かかんないので、いつかやるべー(笑)
Nuovo Cinema Paradiso Japanesque・・・