迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

凄い。石原裕次郎「富士山頂」

先日テレビで放映された「富士山頂」を昨日観た。オレが山好き・富士山好きということで母親が録画してくれてた。(↑画像はWEBで拝借)

本作、昭和45年、石原裕次郎さん36歳の作品。映画公開後40年も非公開になってた作品で追悼の一環で放映されたとのこと。内容は気象庁課長(芦田淳)が台風の被害を減らそうと、富士山レーダー取り付けに情熱を傾けていた。三菱電機技術部員(石原裕次郎)もまた、富士山レーダーに情熱をかけ、大成建設の社員(山崎努)と、山頂の気圧や地盤を調査する。やがて2社合同の工事が開始する。零下30度、風速20メートルの苛酷な条件の中、難作業は続けられる。ヘリパイロット(渡哲也)がレーダードームをヘリコプターに吊るして輸送し、直径9メートル、500キロの巨大なドームが完成し以後台風予測を1週間前に予知できるようになる。

時代からして、あからさまなセット撮影だろうと何となく期待していなかった。
・・・・しかし!!!凄いんだよ。本当に富士山で撮影してるのだ。夏のみならず極寒の冬まで。本当にヘリも飛ばしてドーム運んでるのだ。昨夏、4回富士山頂に登ったので判ります。あそこで撮影は容易じゃないです。セットじゃない撮影なんです。先日の「劔岳」も凄かったけど、現在の機材と昭和45年とは違うよね。キャストのみならずおそらく人員も相当多く山頂に滞在し撮影、大金を投じたであろうことがよくわかります。

映画「黒部の太陽」「栄光への5000キロ」も観ていないのでさっそく観ないと。当時の裕次郎さん並びに石原プロって本当に凄い! !業界に居たのに洋画ばっかで大変反省。