迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

阿蘇根子岳 天狗岩

天気良かったので阿蘇根子岳へ。ギザギザの頭がスプーンを思い出す(笑)北側のヤカタガウドから出発。根子岳天狗岩へ *デジカメ忘れて携帯シャメ。



ヤカタガウドでの注意書き・・・。


ガレた沢登り・・・写真では伝わらないけど、急登です。岩を落とさないよう。落としたら後続にヒットしてしまう〜


ぜえぜえ、ひたすらら沢登して1時間後、右に天狗岩の岩壁。



スタートから1時間15分、岩の稜線に出た。天狗岩のコル(ねっこ)から下を見てみると直下に地獄谷。完全な崖。


東峰方面を望む。目の前に岩のピーク。ここまでは行こう。


↑岩のピークまで登って、天狗岩を振り返る。すごい。この天狗岩の向こう側が西峰。ザイルなしでは鎖もなく進めない。100%さようなら。ここまで来ると登ってみようと思わない(笑)



でも、取り付きから進んでみる。ここがザイル無しのDeadEnd。上の写真の半分ちょっと上のところ。



岩壁を堪能したので降りる。が、今にも崩落おこしそうな岩。慎重に行かないと。


帰着後、南側に回り込んで南面から。中国の山水画だね。この写真だけ下記HP様から拝借致しました。(勝手にすみません)一番良くわかる写真なんで。中央の出っ張りが上の天狗岩。

(後記)
ガレ沢の急登、崩落跡多数で足元と落石に気を配らねばいけなかった。上からの岩攻撃、自分で蹴り落とす後続さんへの岩攻撃。ずーっと緊張。コルに上がったら上がったでほそーい岩尾根と高度に対する緊張の連続。アシタカ山鋸岳以来の緊張(ちょっと身震いしたんだよね・・・汗)東峰までは行かなかったけど、次回は東峰側から登ってみよう。楽しい登山でした〜。

追:
なんと、うちのオヤジ、学生(熊大)の時に単独でこの根子岳東峰〜西峰を渡り切っていた!!その時(1953年・昭和27年頃)はこの天狗岩をトラバースする鎖があったって。前にも行けず戻りもできなくなり、決死で前に進んだって。”オラぁもう死んだて思うたばい”て。親子一緒です(笑)一緒に渡ってみたかったな。

天狗岩登った人のブログ。この人達、仙酔峡から鷲が峰登ってたあの方々です(笑)↓
http://www12.big.or.jp/~tsurukei/hotnews3/226nekodake/226.html