迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

諸行無常な日

母親が他界しオヤジと2人で住んでまもなく2年。いやー まいったなー。またダークな夜が訪れてる。ブログで書くことくらいしか手立てがない。

 

普段は買い出しが大変だなとか掃除が大変だなと日常に追われてるんだけど、たまにやってくるんだよね。「オヤジが居なくなったら」を考えてね。友人や妹はいるけれど、耐えられるのか?と思う。刹那すぎて吐き気がしてくる感じ。

 

きっと家族や子供がいるとそういうふうには考えないのかもしれない(と想像する)けど、これってかなり怖ろしいんだよね。ずっと独身だけどね、こういう風にドーンとやられる感じは45歳くらいからたまに感じてて、毎年ごとに回数が多くなってる気がする。みんなからはこういう話は聞かないけど、どうなんだろうと思う。

 

母親の時も1年くらい惜別感いっぱいだったけど、オヤジも居なくなると思うともう耐え難い。昔からなぜか好きだった平家物語の文頭、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり・・・」のくだりの世界にはいっちゃうのだ。人の命は続かないことは当たり前にのことなんだけど、この当たり前さが悲しすぎる。

 

んなこと言ったってしょーがないじゃないか、と言われるだろうけれど、悲しすぎてどうしていいかわからなくなる瞬間があるよね。まさに今日はその感じ。

 

ここに書いて少しだけほっとした気がする。”何かを残す”ってのがいいのかも知れない。たまたまやってるのがブログってだけで、公園にイスを寄贈するとか、木を植えるとか、なにか作るとか、少しでも生きてる世界の永続性を感じるもの、かな。今思ったけど、きっと一般的には子供なのかもね。


まぁこんな命題、ちょろっと考えて解るようなことじゃないよね~ 今日はもう酒でものんで寝よう。眠るが一番なのかもね。お読みになった各位、よい夜を!