迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

動き始めてます 2

こないだ書いた動き初めてますの続きです。84歳のオヤジと柳川で暮らしていこうと決めて仕事探しを始めました。(84歳のオヤジに一人で住んでもらうのは一緒に母を介護した仲間でもあるから無いですね) ここ1年は母の介護がメインでまさに仕事だったので、母が逝去し納骨を終えるたら、急に毎日何をやっていいかが解らなくなってしまった。心情をおさらいすると(自分のために)、


2年前まではあそこに行きたい、あの山登りたいと強い願望がありました。そして2年前の夏から昨年までは単独で車に登山道具とサーフボード積んで長期旅行したり、海外の山を2週間歩いたりと、それはそれは夢のような日々でした。とても貴重で、何者にも替えがたい日々。


だけど、この楽しい日々を送ってみて判ったのは、「楽しいことでも一人では面白さに限界があって、誰かとシェアしてはじめて喜びが実現する」ってことだった。それまでは一人でOKだと思ってたんですね。この歳まで。(えー知らなかったの?と驚かれた) 山にも行きたいです。海にも行きたいです。でも一人ではもう死ぬほど行ってるから、一人で遊ぶのはもうそこそこで良くなった。


周りを見渡すとスイスの山を一緒に歩いた友人を除き、あとはみんな働いています。ほんとうに全員です。きっと一緒に長期山旅なんかをできる友人が現れると思っていたのですが、1週間の休みさえ取れる友人が現れませんでしたね。せいぜい3日とかで、そんなんで良いの?とびっくりした。(絶対に働き過ぎである) 皆さん子育て途中だったりするから考えてみれば仕方ないといえば仕方ない。オレが云々言えることでもないしね。あ、一人早期退職した友達が居ますが、この間だったので既に介護の真っ最中でした。そして彼はすぐに転職してしまいました。


仕事を探そうと動き始めてみると、観光や、ホテルなどやってみたい仕事は福岡市内まで行かないと無いということがわかりました。給料は二の次で、バイトでも何でもできるだけやりたいことをやるつもりで。家から福岡市まで通勤するとなると、駅まで車+駅から電車で50分+地下鉄+徒歩となり、合計で2時間近くになってしまいます。往復で4時間だよね。う〜む、こんなに通勤したことないから毎日は無理なんじゃないか?と。


それで先日、銀行に行くついでに(元のシティバンク、福岡市しか支店がない)実際にどう感じるか行ってみた。やっぱり片道の全行程で2時間弱。銀行に行き友達と昼ご飯食べて帰ってきたけど、これを毎日やるのは無理だ。とっても切ない日々になってしまう。仕事を取るなら以前のように福岡市内に住まねばならないことになる。うーん、都会嫌いにもなってるし、オヤジと一緒に住もうと決めたばかりだし、やっぱり福岡市内の勤務はNG。


こうなるとね、家から通える範囲で、出来る限り好きな仕事と順番を入れ替えざるを得なくなった。両取りはできないのだ。あとは自営するか、だよね。ただお金を稼ぐだけなら必至でDAYトレーダーやヤフオクで販売なんかもできるけれど、それじゃ仕事してる意味がないように感じるんだよね。前から何度か書いてるけど、現在はお金には少し余裕あるので社会と交流するって意味のほうが大きいんだよね。


ということで、近くにあるもの中から探そうと思い直しています。親類のオジサンと便利屋さんやろうかとかそういう話もありますが、実際やれば楽しいだろうけど今度はまったく遊べなくなったりするねと話してたり。自営の道はのこてっているけど、今度は土日休みじゃなくなると普通の友達と遊べなくなり。(映画館時代のように。あの頃は仕事100%のマインドだったから平日休みの方がどこも空いてて嬉しかった)


ここまでをまとめるてみると、

・一人で遊んでも面白くない、周りは働いてるので誰も遊べない
・なので、オレも働こう、お金はある程度必要だから
・好きな仕事は遠隔地で通うの大変、オヤジと住めなくなる
・なので地元で通える範囲で働く
・自分だけで完結する仕事は面白くない
・友達が休みな土日(又は日曜)が休みな仕事


おのずとこうなります。もはや、好きとかどうとか言う話ではなくなってきます。なんせ田舎町ですので。こんな感じ→柳川市の求人  まぁだけど考えてみればね、60歳まであと7年しかない。定年が65歳だとしても11年ちょい。身体が元気なうちにやりたいことやらねばなのは変わらないので、長期の時間が必要な趣向の人(オレみたいな)はいつやるか、ほんと難しいところだね。


最悪なのはさ、オレが働き出したとたんに「早期退職したよ〜 海・山・世界周ろうぜ〜」が起きること。あな恐ろしや。。。 そういう可能性のある人、今のうちに要打診よろしくです。マジで!


・・・というわけで、なんだかんだ迷わず行こうよしか無いのであるw