迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

もはや英語修得の時代じゃないね。

ひと昔前、オレらが20代だった30年前は「とりあえず英語」だった。まだまだ誰も英語話せてなかた時代、英語さえできれば転職するにも起業するにも有利だった。実際、オレも英語だけ(しかも中級レベル)で生きてきたって言える。まぁ最初の日本の会社の5年の経験は最重要だったけど。(その後外資系の会社を複数転職)そして地方都市(マイナーな位置)だったから尚更だった。東京には能力ある人が集中するので、たとえ30年前でも東京ていうメジャー市場では「英語ができるだけ」では転職も難しかったと思う。


で、日本で現在需要がある語学は中国語だね。日本語+中国語が流暢だとインバウンド(海外からの旅行客)関連の企業では需要が高い→中国語の求人 逆に中国での日本語を必要とする求人を検索すると→日本語の求人とさらに出来る世界に入れる。 そして今皆さんがやってる英語ができることで得れる時給はすでに1000円〜レベルになってるのだ。→英語の求人


もしオレが20歳代ならば、今からやるには英語より中国語だろう。需要は10年は続くだろうから。・・・で、もう少し考えていくと、今需要があるのは中国語なんだけど、すでに多くの中国の人達が日本語を話せるようになってきてる。日本人で中国語を話す人より中国人で日本話せる人の方が需要が高いだろうね。中国人マーケットを理解してるからね。したがってもはや中国人マーケットはメジャー過ぎて日本人が活躍するチャンスは少ない気がする。


そう考えると、中国語を抑えつつも今からやるならヒンディ(インド)語やインドネシア語が絶対有利。だって話せる日本人少ないし、彼らも日本語できるひとはまだ少ないから。インドは14億人だし、インドネシアは2億5千万だけど石油など天然資源が豊富で今後発展が見込まれるよね。したがって今後有利になる(語学だけでも数10年食べれるかもしれない)


・・・で、どの語学やるか?だけどさ、有利だなと思える言語群の中から、どの言葉や文化が好きか?ってこと。話してる音感が好きとか、その国に興味があるとか。できれば住みたいとか。そうじゃないとやる気でないし、無理に勉強したところで成果は見えてるし、話せるうよになりたい!と思わないことにはどーしよーもない。


語学の例を書いたけど、今もてはやされている薬剤師だってIT技術者もこの先は?だ。それは10年後に英語が話せるよ、ってことと同じ。遅すぎ。。。今まではもてはやされてたけどねー 数年後に規制改革やソフトウエアの変革で今ほど必要じゃなくなるのもありえるし、近い気がする。匂いがする。(すでに薬剤師はバイト市場で時給2000円〜位になってる→薬剤師の求人 ちなみに看護師や放射線技師なんかも同等になってるようです)


で、作戦としては、薬剤師(など現在需要があるスキル)+英語、さらに+マイナー言語がいいかな。(英語はオールラウンダーだけど、すっ飛ばしてもいいかな) なんせ株なんかの投資だとすぐに撤収して変更できるけど、能力を身につける時間やお金の投資はそう簡単に変更きかないので熟慮する必要ありだよ。潜在的な需要の高い産業で、自分が楽しめそうな仕事だね。どっちが欠けてもよろしくないかな。(英語もスキルもトップレベルを除いてね)


ただ言えるのは、周りが普通にやってる事だったら(小学校から英語やってる今とか)、その先をやるべきってこと。マイナーで可能性のあるところに行くべきってこと。皆と一緒のことしたってダメじゃんってこと。
 

こういうこと考えるのにとってもオススメな本が↓実際の世の中をどう捉えるか?って思考方法。面白いよ−。大学生や若手に今のうちに読んで欲しい。周りに惑わされずに自分で考えるオリジナルなやり方も身につくと思うよ。・・・てか、高校の現代社会の授業で取れ入れるべきだよー てか、親御さんも読むべき!(・・・って全部じゃんw)

マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法


書いて思ったけど、この文章も意味が無くなるのも近いかも知れない。10 年もすれば口元にマイクを付けてAI(人工知能)で自動翻訳できるんじゃないか、と。たぶん何語を話せるか?かなりの確率で代替されていくかも知れない。それでもまだ人と人のコミュニケーションには言葉は直接使うわけだから、やっておいて損は無いよね。