迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

熱いねアジア

今回もシンガポール→マレーシア→タイの出張でした。やっぱり熱いよアジア(暑い、じゃなくて・・・)活気があるといえばそれまでなんだけど、もっとギラギラしてる。”ガッついてる”よね。みんないかにこれから生きてくか?ってのを当たり前に考えてて(マネーワイズな部分も多分にあるけどさ)前向き。どうやって食ってくか?ってまともに考えてるのを感じるんだよね。


日本だとそういう人も多少居るけど、いちおう営業なんで営業してまーすって感じだったり、なんかみんな公務員みたいな(公務員の方申し訳ないけど、総体としてはそういうイメージ)印象があるんだよね。5時だから帰ろ〜みたいなのんびりした感じっていえばいいのかな。絶対的に格差が少ない(人権や労働環境やその他諸々)日本のよいところだとも思うけれど、これから下降していく国、うまくある位置に着地しなきゃなのに、ここまでみんながのんびりしちゃってる国は無いんじゃないの?って感じてしまう。


アジアで保障もなく将来もなく現実を生きている下層の人達を見ると、あぁオレら日本人は幸せだと思うよ。週休2日や有給休暇は効率的に取ろう、、、とか言ってるんだからさー。日本の就職難なんて、彼らに言わせたら話にならないよ。オレらって平等、貧困や抑圧のない、自由すぎる生活を長くしてきてるからさ(それはそれで良いいことなんだろうけどさ)、御蔭で確実に尖った部分を無くしちゃってるよね。角っていうか牙っていうか。動物っぽい部分。


・・・で、他人事のように書いてるけど、良く考えれば、このダメな感じ・・・を自分も持ってるじゃん?って気付いてハッとする訳です。だからアジアに出張すると、いったん日本(の全体的感じ)を批判するんだけど、実は自分の嫌な部分を批判してて、結果としてが入るわけです。結局、とにかくガッツだぜってことです。前だけ見て進めって事です、迷わず行こうよってことです。ガタガタ言わずに働いてろってこと。だから元気になれるんだね、アジアに行くと。