迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

地球深部探査船「ちきゅう」


(↑Jamstecさんのプレスリリースより拝借)

クアラルンプールからシンガポールに戻りました。弊社もこの活動に参加です。何でも体験したい派の私ですが、残念ながら私はエンジニアではないので船に乗れません・・・アァ(´_`。)
以下、メールニュースを転載します。


■一刻も早い掘削調査を

2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震は、それまでの予測をはるかに超えた規模である日本国内観測史上最大のマグニチュード9.0を記録し、巨大津波を引き起こし、多くの犠牲者を含む甚大な被害を引き起こした。この東日本大震災は、地震学の専門家だけでなく日本人に大きな衝撃を与えた。地震自体は、異なるプレート同士の境界である断層がずれることで起こるプレート境界地震で、その後の調査から、宮城県沖の震源近くから日本海溝に達する海底で、大規模な地形変化が起きていたことが判明した。


東日本大震災を引き起こしたプレート沈み込み帯を直接掘削する「東北地方太平洋沖地震調査掘削(Japan Trench Fast Drilling Project)」は、科学提案から採択までを短時間で行うという、統合国際深海掘削計画(IODP)としては異例の対応であった。巨大地震発生メカニズムの研究は、IODPでも重要な一角を占めており、地震が発生した時の断層の動きを一刻も早く調査する必要があるとの判断からだ。


この航海は、4月1日から5月24日まで54日間にわたって行われる予定だ。仙台の東、約250kmの日本海溝の海溝軸近く、海底面が最も大きく動いたところで、水深約7,000メートルの海域から海底下1,000メートルまで掘削する。今まで誰も到達したことのない深度である。(航海計画や乗船研究者の決意など)つづきは・・・http://www.jamstec.go.jp/chikyu/magazine/j/special/


■特設ウェブ東北地方太平洋沖地震調査掘削(航海の最新情報をお届けする予定です)http://www.jamstec.go.jp/chikyu/exp343/