迷わず行こうよ、行けばわかるさ

転職、放浪、介護、何でも経験しなけりゃわからない。まわり道でも行ってみたい。そんな感じの人生です・・・

パラレル・ワールド

いよいよ10月ですねぇ。新しいシーズンが始まりました。大げさなタイトルなんですが、経験した不思議な感覚・世界感の話です。面白いと思うので・・・。


ざっと経緯を書きますと、大学卒業、銀行系リース会社に就職、福岡支店に配置されました。5年半後に東京に転勤し一回目の依願退職、福岡に帰った日から今度はアルバイトでニュージーランドの競技用ヨットの製作補助をしました。その後同じく福岡でノースウエスト航空に勤務、1年後路線撤退となり会社解散、ハイアットホテルで開業から入社し、3年後アメリカの映画館の興行をしました。


つまり福岡市という「同じ場所」において、銀行系リース・ヨット製作・航空会社・ホテル業・映画興行と「同じ場所で違う業種」を5つ経験したわけです。それで不思議な感覚っていうのはですね、それぞれ自分が属する業界の意識(ワールド・世界観)で全てを認識していて、他の業界とは意識が交わらないってことです。


具体的に言いますと、自分の属する業界で頭に地図が出来上がっています。銀行系リース会社勤務の場合、街を思い浮かべると、市内の銀行の支店・リース会社の支店・金融機関・大手取引先等で脳内に地図(=意識)が出来上がっています。ヨット製作の場合は、博多湾岸・ハーバー・修理業者・材料屋の場所で地図が出来上がり、航空の場合は各航空会社支店・旅行代理店・空港・観光関連。そしてホテルでは、ホテル各社・博多駅・空港・・・、映画興行では他の映画館・配給会社・ショッピングモール・人口配置等で出来上がっています。


頭に浮かべる地図はそのまま意識であって、その時点の自分のワールドです。自分が属しているワールド以外は意識がとても希薄なんですよ。無いと言っても過言じゃない。なので、同じ福岡、しかも天神地区で、それぞれ歩いている人は自分の地図(意識・ワールド)で歩いています。考えてみてください、そうではないでしょうか・・・??メディアの人はメディア業界、アパレルはアパレル業界など・・・。


で、さらに面白いのは、この業界地図(=業界意識=世界観=ワールド)は交わらずに並行して同じ場所に重なっています。銀行の業界住人とホテルの住人には交わりは無く、航空と映画のそれにも交わりはありません。同一時間・同一場所においてパラレル(並行)なワールドなんです。3次元なんですよ。別の業界に友人はいても、それぞれがアナザーワールドの住人なわけですから。


それぞれが自分の属する世界で生きていて、価値観も業界の中でのシェアだったり、優劣感があり、そして次に自分の属する会社内での位置・ポジションを意識して生きてます。そこが基本の世界となってその中で物事を考えています。多分主婦業であれば奥さんも、子供さんも基本のワールドは旦那の属するワールドの住人だと思います。奥さん方は地域で別の強固なコミッティを並行して形成しておられますが(笑)


私の場合は5つですが、おそらくこれが100くらいの多層のパラレル・ワールドが普通にあるんです。違う業界の友人はおられるかもしれませんが、一人一人が自分の業界意識のなかで生きているんだと感じています。余暇の時も解放されず、ベースの世界観は仕事を熱心にすればするほど自然に出来上がるじゃないでしょうか。イメージとしてはお皿を幾重にも重ねた感じですね。


約15年前、映画興行(市民全般が顧客対象)の時、旧知の人と偶然会うことも多く、次の瞬間、その人の(その時の)業界意識と共にその人と話している。潜在的な反射をやってるんですよね〜。これが連続したりすると、ちょっとパニックになったりします。地図を拡げなおすのに忙しい(笑)


面白いでしょう???転職した人ならよくおわかり頂けるかと・・・。


(RUNトライしたけど膝痛で断念)