迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

ほぼ毎晩の夢・・・

山でのテント幕営が緊張していたのか、連続して遭難の本を読んだからか、夜中に高い山の山頂で単独キャンプしている夢を見ます。おそらく奥穂高岳あたりだと思います。寒くて緊張してて。実際、深夜〜朝方は窓開けて寝てるので寒いんですが。ずーっと寝なきゃと思うんですが、また寝始めると山頂でテントにいる錯覚に・・・。風とか気温が気になって目覚める。高山テント泊の後遺症でしょう・・・。


昨晩、山師匠Uesinさんから送って頂いた本を2日間で一冊拝読しました。Uesinさんの大学の山岳部同窓であり、当時日本でソロのトップクライマーであった中嶋正宏さんの「完結された青春」。25歳で亡くなられたのでお父様と山と渓谷社が編纂。内容が物凄い。とことん上を目指して突き抜けようとする考え方と姿勢。日大哲学科時の論文も掲載されています。すざましいストイックさ。壮絶。こんな生き方、聞いたことないです。


その「完結された青春」の巻頭写真:劔・別山乗越にて(日大山岳部三桜会・夏山合宿)1982年7月、Uesinさんも一緒に写っておられます。師匠もすごい世界の経験者ですね。


〜『岳人』№584より〜(下記まつど岳人俱楽部さんのサイトより引用)
同じソロクライマーとして、少し前を走る氏の存在を意識していたという山野井泰史氏が語る、氏についてのエピソードも面白い。「登攀クラブ蒼氷の中嶋正宏は凄いやつで、冬でも雨具で雪の中にドサッと横になって寝ちゃう。水も飲まず、ボリボリとアルファ米を食べて夕食はそれだけ。北極犬のような男で、吹雪の中で朝、目が覚めると積もった雪を払って起きてくる(笑)。」強烈です。