(写真:純温泉協会より)
北部九州も梅雨入りし、朝からずっと雨模様。なので今日は朝からあおき温泉でまったり。ぬるっとした泉質で源泉かけ流し。大好きな温泉なんだけど、1回545円と少々お高めなのでwゆっくりできる時しか行きません。(通常は200円安い循環温泉で市営の南風)
足腰の養生のため半身浴を30分x2です。今日は、上の写真の外湯に入ってる時に隣り合わせた年配の方(おそらく75歳くらい)とお湯の温度で言葉をかわしました。その時に上半身の真ん中に手術跡があったので伺ってみたら、順を追ってお話していただきました。
昨年、ゴルフ中に急に具合が悪くなり、ゴルフを中断して自分で病院へ。診察後すぐに入院、心臓の弁がうまく動かなくなっているとのこと。その病院では手術できないとのことで、数か所病院を周った後、ようやく手術をやってくれる病院にたどり着き弁膜手術。弁膜の置換手術で金属か豚製のものかを選択する説明を受けた後、豚製を選び無事に成功し現在に至ってるとのこと。
弁には耐用年数があるらしく、10年で再手術が必要とのこと。「では9年後に再手術なんですね?」と伺ったら、「術後に人工呼吸器をつけなければならず辛かったので、もう手術はしない」とのお返事。にこやかに話されてましたが、こちらは絶句してしまった💧
そのあとも普段の生活で困ることなど伺い、最後に「貴重なお話ありがとうございます」と御礼をいったけど、果たしてどうだったのだろう。でも話して楽になることもあるだろうと思うんだけどね。話したくないのであれば、「そうなんですよー手術したんです」くらいで終わるよね?と。
思うに、話を聞きたい人でないと聞かないし、聞かれないと話せないだろうと思った。お互いさまではなかったのだろうか・・・と勝手に納得しています。でもね、ここへきて人生の先輩方の話はほんと自分ごとに思えるよね。若い頃は手術跡に関心もなく質問もすることなかった。きっとそれは自分ごとに思えなかったからだよね。
ほんと、人生いろいろ。できるだけ何でも自分ごとにして考えなきゃね、そんなことを思った今日でした。(実践できるかどうかはわからんけど・・・)