迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。

「バリ山行」

友だちから面白かったよーと聞いて読んだ。山の小説で芥川賞を取るんだねー。タイトルのバリ=バリエーションの略ですね。(福岡ではバリ=すげぇの意味で一瞬凄い登山をしたんかなと思ったw)登山しない人だど意味不明だろうと思うけど、登山道ではなく地図を見ながらルートを探しながら山を登っていく行動です。

会社勤めをしながら登山を始め、バリエーションやってる会社の人に憧れて同行してみる。気付くと命がけの場面に遭遇し、生きてる実感と会社勤務との現実とはざまに揺れていく・・・。この本、なぜ登山するのか?という問いの解答なのかもしれない。

丹沢と地元の山で地図でみて行けると思って2度ほどわざと登山道を離れて小1千時間ほど登ったことがある程度だけど、地図アプリ何度も見ながら緊張感とドキドキはすごかった。(もう今後やることは無いだろうけど)

なので、読んでてこちらもドキドキ・・・。六甲山登ったことないんだけど、この本読んで行きくなった反面、畏れを感じてしまった。きっと著者は日ごろからバリやってるんだと思う。山好きの方に。