(2015年スイスの山旅-オートルート)
現在、還暦まであと1年弱の58歳。89歳の父と暮らしてます。去年まで働いていたけれど、父が自分で朝食を作れなくなった(レンチンがわからなくなった)ことを契機に3月末で退職し、以降はヘルパー専業です。
土日を含めて毎日がルーティーンの日々です。衝動性が強く(医師の友人からもADHD気質といわれてる)思い立ったら即行動してしまう性格なのに、なぜか平和に毎日を過ごせてます。今までの自分を思うと、かなり不思議。
どの本か忘れたんだけど、最近読んだ本の中で、「年を取って一番必要なのは夢とか希望だ」と書いてあった。あ、平和に過ごせてる理由はこれだなと思った。周りの同級生を見渡しても、元気に活動してるのは、希望を掲げて前向きな人だ。間違いなく還暦前後の人に必要なのは、具体的な希望や目標だと思う。給料稼ぐためとか、ではなく。
(サーフボードと山道具を積んでの日本周遊サーフ&ハイク2014)
私の場合は明確で、海外の山や自然の旅やサーフボードと山道具を積んでの長期周遊。考えるだけで楽しい。
現在は朝・昼・夜・風呂・寝具かけ・夜中とよく歩けない父の補助をしてるので、どうしても2時間以上家を空けれない状況。昼ご飯をサンドイッチなどで準備しておけば、10時~16時の6時間が最大かな。
制約があるなか、4月に退職してから、ほぼ毎日朝一で山登りをして朝食前の8時に帰宅、9月からは時短で活動できるよう月間150㎞のジョギング(1日平均5㎞)を継続中。このペースで走ることを継続できてるのは、「いつかまた長期間、国内外の山や海に行きたいから」、いつでも行けるように身体を作っておこうと。
この気持ちだけで、衝動性が強い性格でも制約が多い日常を平和に過ごせてるんだと思う。自分でもよく普通に過ごせてるな?と不思議だった。そして、身体が整ってくると心もなんだか落ち着いてくる。
ほんと、夢や希望が生きる力の根源なのは間違いない。
そして若いうちに一度、やって体感しておくこと、だね。