迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

「つぐない」

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コロナで映画観に行けないので、オヤジと家でDVD鑑賞。ここんところ毎晩のように上映中。オヤジもやることないし、唯一の楽しみなのだ。1930年代の戦争時代の物語。せつなく悲しい物語りだった。いい映画でした。→つぐない (映画) - Wikipedia

第二次世界大戦の話だったので、前から不思議に思っていた疑問をオヤジ(87歳)に聞いてみた。それは「戦争中は敵国、鬼畜米英だったのに、戦後なぜすぐに親米となり、アメリカ礼賛の方向に180度変わったのはなぜか?かっての敵国ならば少しは憎んだりするのではないのか?」ってこと。

そしたら、「そうやねぇ、まだ子供やったけど、戦争が終わって良かったと思ったんやないかな。上陸・占領されたら殺されたりするんやないかとみんな思ってた(となりのおじさん家は家の刀など武器類を土中に埋めたらしい)。だけど実際にアメリカ人は何も悪いことをしなかったので、安心したんだと思うと。それで食事も貧困だったゆえ、豊かだったアメリカを躊躇なく受け入れたんじゃないかと。」そういうことだった。

戦争終わって良かった。貧困から抜け出したい、の一心だったのだろうね。このあっさりした態度(一気に主義主張が変わる)は、イデオロギーなんか飢えには勝てないってことかもしれない。オレらはこういう食べ物もないような経験してないから、理屈で考えちゃってわからないよね。

長年の疑問が解けた気がするね。

それと、今回のコロナを戦争みたいなものと考えるならば、「なんでコロナの後、急に180度変更になったの?」って後から思うようなことが起きるかもしれない。例えば、学校は自宅からリモートでするものになったり。戦後空腹でないように望んだように、今度は安全に固執して年中、防菌の恰好だったりね。真摯な仏教徒になったり?・・・どうなるのでしょう。