迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

そろそろ次のステージか

87歳になるオヤジと2人で住んでるんだけど、オヤジが担当してた週2回の燃えるゴミ捨て、かなりあやふやになってきたので、オレがやることにしました。こうして少しづつやってもらえる事が無くなっていくのだろう。(オヤジにすると、できることが無くなって行く)

 

これで、オヤジが日々自分でできることは、洗濯と物干し。朝ごはん。になった。朝は小分けして冷凍したご飯をあたため納豆で食してもらってる。

 

こうやって少しづつ、感じていくのがいわゆる四苦八苦のうちの「老苦」だ。年を取ることの苦しみ。やれることがだんだんとなくなり、友人がいなくなり(亡くなってる、実質的な友達はオレと妹の2人)、少しづつ身体機能が落ちていく。 いづれ歩けなくなるなど時間の問題になってくることになる。本人のみならずオレも相当に心苦しい。

 

誰だってどんどん機能低下してできることが減ってくる。少しだけ努力して低下を遅くさせるのが精いっぱい。歩いたり、映画見たり, 心身の両面ね。

 

オレはオヤジより30歳年下だけど、同じラインに立ってる。オヤジが先行してるだけでね。目の前の課題はオヤジが歩けなくなる状況。こうなると母の時と同じく、退職して介護体制に入らざるをえない。母の時を考えると充実した支援体制は仕事しながらでは不可能だったと思う。(お手伝いさん雇用する手はあるけど数時間)

 

でもそうなる前に、個人的には仕事をやめてきるだけ観光したり、外出したりして時間を共有したいと思う。現在は休みの50%を自分の喜び(登山など)50%をオヤジの喜び(映画や自衛隊イベント)で休みを過ごしてきたけど、オヤジの喜びの頻度をあげなきゃなと思う。本当にどこに行くにもラスト・トリップの可能性が高しね。

 

したがい、体制移行(退職)の入り口が見えてきたな、と思った。いつ退職してオヤジとの最後の旅の時間共有を増やするべきか。まだ何とか一緒なら遠くに行ける今のうちなんだと。お金は貯金と親父の年金で暮らせるだろう。オヤジには楽しい最後の人生の旅をしてほしい。ずっと家に住んできたから、施設には入りたくないし。(よく理解できる。自宅介護体制だね)

 

母の支援体制に続く、2回目の無職でのフル支援体制になる予感ね。歩けなくなってからでは遅いんだよね、幸せな旅行ができるうちにね。そろそろリアルに支援体制移行を視野にいれよう。