迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

「持たない幸福論」


キンドルのキャンペーンで390円だったので読んだ。刺激的なタイトルなんだけど、読んだらしっかり社会学の本。なるだけ好きなことだけやって、ミニマムでエコに生きようと思うところはかなりの部分で一緒なんだけど、それは色々経験しての52歳だから感じれることだったりするんで、30代でこの発想になるのはちょとどうなんやろ?と思った。老成しすぎてる感じがする。ご本人いわく「体力がないから」とのこと。言い換えれば老成力(取捨選択能力かな)があると言えるなぁ。すごい。


ゆるく生きる提案で賛否両論必至なんだけど、現在の時代背景や方向性を把握するのにまとめてあってとても有用な本だった。特に社会との距離感に悩める若い人、自分の価値基準がまだ曖昧な人、それとリタイア間近の方々に。★★★★評価額1000円