迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

小学校+公民館合同運動会

公民館と小学校の合同運動会に競技の準備係として参加した。町内の知り合いの方から、「もし日曜が休みやったらスポーツ関係のイベントの時に手伝ってくれんかな?」の一言で始まった町内活動の一環。挨拶はするものの、今まで町内の活動に何もお役にたったことなかったし、現在は日曜休みなんで数回ならまぁいいかと承諾してた。

一度ここに書いたけど、承諾後すぐにドーンと封筒が送られてきて、町内地区公民館の体育担当の委嘱状が公民館から届いた。(実質、市から委嘱だね)見ると年間行事が結構な感じ・・・(-_-;) まぁ、委嘱されてしまって名簿に上がってるし、時、すでに遅し。やるしかない。

 

この運動会は、小学校の運動会にプラスして地域の住民の交流を目的に、オレが子供の時からやってたんだよね。オレらのころは小学校主催と公民館主催の2つの運動会が毎年あった。(記憶ではどっちがどっちかわからくなってるけど、5区(町ごとに区分けされてる)のリレーとかで大人の人たちと一緒にリレーした記憶がある。あれが公民館の運動会だね)それが小学生も住民も減少して一体化したらしい。

 

そんで、昨日運動会の準備、今日8時に集合して本番だった。演目は種々あって初めての準備係だし、いただいた台本読んでも???これ大丈夫か?と思ったけど、ほかにも同様な人がいて、指導してくれる方々も多かったので無事終了。

 

そんで、大変だな・面倒だなで始まった今日なんだけど、結論から言うと、スーパー懐かしく、楽しかったのだ。卒業した小学校の子供たちと一緒に運動会してたら、もうね、約50年前のあの頃を想い出してさ、まるで小学生に戻った気分を味わえたのだ。てか、あの頃の自分がそこに居たよ、マジで。

テントで小学校低学年と隣の席で観戦しながら、競技の準備をやってたんだけど(椅子を並べたり、風船割りの風船もってったり、バトン準備したりの裏方)、ほんと、隣の子と同級生かのような気分に浸れた。そうとう癒された。

子供がいる家庭は運動会に参加してこういう気分だったのだな、と初めて理解した。お父さんが場所取りに早く並んだりしてるのは、単純にわが子のためのみならず、一体とした、なんというか、表現しずらいけど幸福感の共有だったんだなと。オレは独身だしこういう機会がなく全く理解していなかった。

 

大げさに言えば「夢の空間」。子供たちと一緒に居るとそこには「夢」「未来」がいっぱい。普段はオヤジと2人で残りの時間を一緒にカウントするような時間の流れだったんで、ものすごいインパクトだったんだよね。かって勤務したTDRのような、夢の空間ね。そして、そこには会社の営業数字だったり大変な毎日だったり、社会のリアルが無かった。そんなこんなの毎日を忘れて笑顔になれるのだ。高学年のダンスの応援合戦とか見てるとなんか泣きそうにさえなった(笑)

 

そして、やっぱり一番のメインイベントは区対抗のリレー。小学校低学年~30代男女まで混成のリレーね。もうね最初はまぁ走るかみたいな感じなんだけどね、スタートのころには自分の町の子供たちに勝たせたいと大人がまじめに走ってね。終わったら低学年の子供と大人の6人がハイタッチしてたりしててさ。

 

オレがリレーで走ってた頃、おじさんたちはこういう風に感じてたんだと50年後になって初めてわかったよ。懐かしくいとおしい頃の記憶を想い出せた合同運動会、とてもよかったよ。