迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

「人生60歳終了設定した」わけ

こないだ、日々を大切に過ごすために人生設定を60歳までにしよう(→いったん60歳で人生終了設定する)って書いた。まぁ生き急いだほうがいいんじゃないかってことなんだけどね、いや、ほんとそう感じてるしね。正解だと思う。

 

で、さっき追加で思ったのが、この生き急ぎ設定をしようと思った理由なんだけどね、オヤジの様子もあったんだな、と発見したんだよね。

 

現在、認知症で要支援1。ここ最近、物忘れがひどくなってきてて、「ご飯たべたっけ?」も始まりだした。冬なのに部屋のドアの開けっぱなしや同じこと3回以上繰り返す頻度も増えてきた。一緒に映画にいってもトイレに行くと席に戻れなかったりもね。

 

オヤジは現在、迎えに来てもらって週に2日2時間、近くの施設で予防ディサービスの機能訓練に通ってる。ほぼマシンを使った筋トレ。非常に身体に有効だと思う。土曜日は映画の日にしてて出かける。それと週に1回は妹とこれも自転車こぎなどのトレーニング。土曜日は朝から晩までオレと一緒だけどね、筋トレの時間を除けば外に出ないんだよね。散歩は15分くらいするけど、だれとも話したりとか交流がない。

 

このままだと、おそらく認知症が加速してくると思う。いよいよ誰かが一緒にいないといけないだろうな、って日が来るのだ。オヤジは子供のころから今の家に住んでるので、まず施設には行かない。一緒に管理が楽な(一軒家は清掃や雑草・垣根摘みなど作業多い)市内のマンションに住まないかと複数回提案したんだけど、即、却下。そらそうだよね、とオレも思う。86歳までここに住んでたら、移動するの無理だよね。

 

母親もそうだったけど、入院しない限りはここを離れない。そう考えると選択肢は2つしかない。現状維持しながらヘルパーさんに来てもらう、もしくはオレが一緒にいるようにする、の2つ。で、ヘルパーさんはせいぜい2時間程度だし、毎日をきてもらうなんてなったら、費用的にも、どう考えてもオレが仕事をやめて一緒に行動したほうが良い。週5回半日とか考えたらさ、 ヘルパーさんの費用はかなりだし、オレの収入考えるとオレがやるのが合理的だし、オレも一緒にいたいからね。お迎えが来るまで一緒にすごしたい。

 

そう、このまま状態が進むと、また退職して一緒にぼちぼち過ごそうってことになる。でもランチは買い置きのパンでなくなるし、夕食も弁当でなく出かけたり、オレが自炊したりできる。現在は週2くらいでしか夕飯準備できず、一緒に食べてない。なので、オレが仕事辞めると昼も夜もオヤジの人生、充実するんだよね。遠出もできるしね。

 

オヤジは教職だったので年金も毎月使いきれずに貯まっていってるから(びっくり)、オレの食事代とか負担してもらっても何とかなりそうだし、オレは収入無くなるけど貯金を崩せばまぁ何とか大丈夫だしね。3年後の60歳からは個人年金が始まるし。

 

つまり、オヤジの加減次第だけど、まもなくヘルパー職がはじまるんだよね。転職といってもいいかもね。4年前にリウマチひどくなった母親のヘルパーの時と一緒だね。退職して1日オヤジと3人で一緒だったよね。懐かしい。こんどは2人で寂しさはあるけど、そういう状態になる。

 

ということは自由に日曜日に山に出かけるのも、今のうちだよね、とかなりリアルに感じての、60歳まで一生懸命過ごすための「60歳終了設定」なんだよね。そう、オレが死ぬかもしれないし?ってのも大いにあるんだけど、それより確実に近い将来、明確にやってくるヘルパー生活。それが見えたので人生60歳終了設定が出来たのだ。週に1回は山登り(やサーフィンなど)しないとこっちがまいっちゃうので、その日は妹に頼むかかヘルパーさんを雇わないとだけどね。

 

人生も様々、介護も様々。だけど、誰にもそういう日が来ます。だから、皆さんも本当に自由な時間のあるうちに好きなことをやってください。自分の意思でなく、思ったようには動けなくなる日が確実に来ます。

 

まだオヤジ、少しだけ余裕ありそうだから、今年は山登りと波乗りに邁進します!食事・酒を制限し身体を動かし、軽くして遊びやすい身体に戻ることも健康と合わせて目標です。楽しみましょう毎週末を!! 

境遇の近い皆様へ:
似たような状況のかたが沢山おられると思いますが、何とか楽しみながら、ヘルパー生活をやりましょう。自身がまいっちゃわないようにしましょうね。ストレスは大敵!オレは毎日の温泉と週末の映画と山登りで乗り越えられそうです。どうか、平和な日々がおくれますように。