迷わず行こうよ、行けばわかるさ

45で帰郷。何でも経験してみなけりゃわからない。まわり道でも行ってみたくなるよね

洋服の買い方がわからない。

もうここ数年(いや10数年か)、ユニクロとGAP以外で洋服買ってない。もはや外見がどうということに興味が薄い(少しはある)もんだから、どうでも良くなったのかもしれない。そのクセ、山で着るシャツなんかはえらく気になったりしてね。保温性とか防水とか機能性でしか洋服を見れてない。自分の服装(≒社交性)がどうでもよくなりつつあるのかもしれないと思う。


それでも自分がどうであれ、周りから疎まれないようにくらいの配慮は必要だろうし、年齢も加味して、少しは小綺麗にしといたほうがいいよね?と思い久々に鳥栖のアウトレットモールへ。昔買ったことあるブランドを巡ってみた。

 

ラルフローレン、ブルックス、バナリパなど・・・。いくら店を回っても何を買っていいかまったくわからない。欲しくならない。やっぱエディーバウアーとかコロンビアとかのアウトドアとスポーツ系かしか興味が持てない。Levis とかLeeとかのジーンズ系はもうなんてか、暑苦しいしさ。

TPOに応じてって昔は思ってたよね?(Time・PlaceとOはなんだっけ)いやいや、だから小綺麗にしたいだけじゃん、自分の欲しいものじゃないんだってば・・・て、何度も来た理由を考え直したりしながらね。


そう思うと、なんだ、TPOってのが生活にないからじゃん。会社行くのと完全オフの2個。なんつーか、社交の場ってのが無くなってる。会社といつもの友達と焼き鳥とか。だから洋服いらないんじゃん?興味ないんじゃん?

若い頃は昔はブランドとか店とか決まってたよねー。あの服かっけーなーとかさー。つまり、飲み会があったり、コンパがあったり、洋服は必要だったんだと思う。それが必要なくなってるからこうなっちゃちゃったんだろねー。

よくわからんくなったんで、ファッション(洋服を着る)ってなんだっけ?ググってみたら、

ひとはなぜありのままの身体に満足できないのか??なぜ装飾したり着飾るのか??それは人生に根拠がないからだと説く。究極の真理(生きることの根拠)がないことを隠すため、ないことを思考し絶望することを避けるために気分をそらす対象を緻密に作り、欲望をでっち上げる。ファッションとは、ほんとうに隠されるべきものは何もない身体に、隠すべきだという解釈を付け加えることで欲望を緻密に作り上げたものなのだ。

とか、

服は人に見せてはいけないものと見せていいものとを人為的に決める。また、強調・分断することで、違いを作り、より欲望を刺激するアナロジーを創造させる。僕らの社会で性や生殖にかかわる部分が過剰に巧妙に慎重に回避されるのにも、でっち上げの面がある。

とか、かなり哲学っぽい。深すぎる。そして、

だから、他人に怪訝そうな表情で見られたり全身を嘗められるように見回されたりするだけで自分の身体像は揺らいでしまう。僕らはその不安なイメージを身体のもろさを補強するために色々な手段を行使する。その一つが服を着ることなのだ。僕らの乏しい身体解釈を社会的な意味で何重にも包装し、強化するのだ。自分がだれかという意味付けを与えていくこと、要するに性別、性格、職業、ライフスタイルを目に見える形で表現していくということだ。

補強手段よね、確かに。そして洋服によってきっと精神的に安定できるんだね。だからブランドが強固に支持されるわけだねー。オレ、いまさらブランドマークあるの着たくないもんねぇ。なんつーか、素材や縫製の良し悪しあろうけど100%ロゴで着てます的になるじゃん。マークがないブランドって無印とかだけだよね。ユニクロもそうだけど。だからマークに知名度がないブランドのほうが好感持てるよね。洋服の出来だけで勝負してるぜ~っていうのが一番カッコいいよね。

あ、そーか、アウトレットに行ってる段階で間違ってるのか?いや、アウトレットにもブランドロゴないブランドもあるんだろうね。行く店間違えてるな、オレ。

しかし、スーツにはマークないのなんでだろ?スーツは外見上、服自体で勝負してるよね。こっちもそれで選んでた。シャツとかセーターとか素材・デザイン・縫製など要するに自分で判断できない人のために(オレw)ブランドロゴがあるのかもね。安心してください、買っていいですよーっていうね。
 

少しだけ分かって来た気がするよ。てか、わかってたのかもだけど、言葉にしてなかったから曖昧だっただけかも。これほしいーいいねーっていう単純な世界が(それが真理・欲望のでっち上げだとしても)幸せなのかもね~

 
もはや、スティーブ・ジョブスのようにいつも同じ格好するかだね。一生懸命1個だけ選択して、黒Tシャツとジーパンとかね。他の問題を解決するのに、面倒くさくて放棄したかったんだろうと思うね、この軽そうで奥深い服装問題。