早朝からのバイトを終えその足で日向にきてます。そしていつもの居酒屋さんへ。
ひとりで飲んでたら隣の席にうちと同じく似たような年齢の組み合わせの父と息子がきた。話が耳に入るので聞いてると、息子が親父さんをたしなめだした。
「何回おんなじこと言ったらわかると?もう6回目よ。」
親父さんは照れてるようなはにかんだ表情だった。息子に誤りを指摘され、息子に迷惑をかけちゃってて申し訳ないかのような表情。
もうね、泣きそうになったよ。まさにオレんちと一緒だったから。判ってるんです。そういう風に言ったら良くないって。責める理由は無いって。だけど口に出してしまい毎度反省してる。
昔はしっかりしてたオヤジだったし、怒られるのはオレの方だった。だからそういう風にありたいんだと思う。オヤジが少しづつ壊れていくのが切なすぎるんだよね。その気持ちが逆上したようにこの会話になっちゃうんだろうと思う。
隣の息子もまさにそんな感じだった。手に取るように気持ちが判った。自分のことは判らないけど、人の振りをみると自分が解るんだね。ひとつ前進した気がする。