迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

隣にアパート建設中

実家西隣の空き地にアパート建設が始まった。もともと祖母の兄の家で、小さい頃は隣でよく遊んでたんだよね。でも亡くなって以来、引き継いだ親戚の兄ちゃんも帰郷して住むこともなく(仕事で帰郷できない)遠縁の方に売却された。うちに買わないか?と話しがあったみたいだけど、自分ちだけでも持て余してる状況だった。買った方は最初、書道教室をやろうということで意気込んでおられたけど、残念ながら実現する前に御亡くなりになってしまった。

 

息子さんが引き継がれたんだけど、住むことも難しいからそのままになってた。駐車場にお借りしたこともあったので、草刈りや垣根積みを代わりにやってたりしたんだけど、ついに「アパート建てることにしました」って。へぇ、ここで賃貸アパート経営できるんだなぁーと。市内の母の実家も妹が相続して同じくアパートにして貸してる。妹んとこながら、大丈夫なのか?と思ってる。(義弟が詳しくてコストと業者さん次第で何とか問題無いみたい)

 

で、実際、この市の人口はどうなってるんだろう?なんでアパート需要があるのだろうとホームページで検索した。人口推移をグラフにしてみた。こういう可視化する作業めっちゃ好きなのだ。数字の羅列だとピンとこない。自分で作ることで頭に入るから。

 

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  • 人口は1960年から2000年くらいまでは何とか8万人を保ってるけど、2000年以降は毎年約1%ずつ減少してる。
  • 女性が少しだけ多いけど、男女差はない。
  • 世帯数はずっと右肩上がりで推移し、そろそろ頭打ちにみえる。
  • 人口が減少してるのに世帯数が増加してるってのは、それだけ空き家が増加してるってこと。

 

おー、世帯数増えてるじゃん! 人口が減ってるから世帯数も自ずと減ってるかと思いきや右肩上がりで増えてる。そうかー 大家族だった昔から核家族化してるってことだね。実家あるけど同居せず、結婚したら市内に住むってことだろうね。(流出多く流入数は少なかったから)それと広い家のメンテもできないから単独の老人の方もいる様子。 だから地方の賃貸アパート経営がめちゃ増えてるんだね。金利も安くて融資先として銀行も出すんだろうね。ウチにもよくアパート業者の営業さんが来られて、やりませんか~と来てたもんね。無理でしょって思って話聞いたことないけどね。

 

それより深刻なのは何たって人口減少。仮にこのまま毎年1%減少すると10年で6万人を割り、ゼロに向かってすすんでいくよね。しかも当然少子化と高齢化で若年層と労働人口は減り、限界集落化していくのは避けられなさそう。さて、ITやテクノロジーもどんどん取り入れよりシンプルで質の高い生活に、新しい価値感とマインドに切り替えて、コンパクトでインフラそろった町になれるのだろうか。ここに限らず地方がうまく着地してほしい。オレ居なくなるからいいってもんじゃないよね。どこの地方も同じだよね。

 

2011年くらいから人口激減の本(2050年8000万人とかいろいろ)を読んでたけど、実際に現象を体感しだしたかな。去年の東洋経済の記事、参考になります↓


さーてそろそろ晩御飯の用意。今日は水炊きだ~(今日も鍋だ。楽だからw)