迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

退職後、何して暮らしますか。

2年前の夏、独身だし、体力有る今のうちにやりたいことやっておこうと思い退職、国内外で波乗り山登り行脚をやった。1年後からは母親の介護に専念してました。そして昨年母が他界してオヤジと2人で暮らし始めて半年経過。10月にはその後のいろいろな手続きも終わった。

 

でも、オヤジもオレも胸にぽっかり開いたところに母不在の空虚感が詰まってる気分が続いてた。そこでこんな感じだったら動いたほうがいーんでないのと、父と前から行こうかと思ってた先の戦争時代の慰霊に行こうと思い、沖縄や鹿児島の知覧、長崎の戦争原爆など慰霊の旅で回った。旅から戻ると、普段は散歩したり(たまに奮起してランニングしたり)温泉行ったり、読書したり、ちょろっとバイトしたりして過ごしてた。

 

年末からは完全に落ち着いてきて、だんだん暇になったので今年は仕事モードにしようかなと思ってたんですね。それで、さてどんな仕事をやろうか、またやるべきか。前から書いてるけど、75歳くらいまではずーっと働く必要あるのはわかってるんだけどね。(資金的、お金稼ぐことで萎縮せずにお金を使えるようになる、地域や社会とのコミュニケーション)それに84になるオヤジと一緒に暮らすことを既に選択してる。

 

・・・で、昨年末からどうしようかと思いつつ、やっぱり今の旅行会社の単発バイトに加え、頻度をあげながら考えようと思いバイト仕事検索を再開した。ここらの地域で時給額ではなく、楽しめて60からの先につながりそうなもの。そうやって探してるうちに興味あるのはだんだん通勤域外の都市部の仕事に惹かれてく。海外駐在ってのにえらく惹かれたりする(田舎に住むって決めてるのにアホだ)。そう、ここらには単純作業系の仕事がメインでその場で終わっちゃうのが多くて、近い将来の為になりそうなバイトってのがなかなか無いのだ。あるにはあるけどたまにしかない。

 

どこかの社員になってもすぐに退職の60歳になっちゃって、また再スタートを切らねばならないと思い、社員は避けようと思ってたんだけど、仕事の中味で考えるとどうしても興味あるのはそちらになってしまう。こうしてバイトか社員か?ってぐるぐるしだしてしまった。要するに今を取るのか先を取るのか。マインド的にはあと20年くらい生きそうでまだ53歳(永遠感)と、もう53歳だからやりたいことやろう(刹那感)という両面でせめぎ合ってる。若い頃はもう完全に永遠感だけだったし、45歳くらいからは刹那感が圧倒的になり、今や混沌。すんげーアンビバ(相反)だよねー。よく言う「人生は壮大な暇つぶし」、「貴重な瞬間瞬間の連続」っていうの、どっちもわかるようになったな・・・。

 

したがい、田舎に住む前提で現実の選択肢としては

1.短い期間になるけど地元の会社に就職し、退職後はバイトかボランティア(65以降につながる仕事を選ぶ)→65歳までの自由度が無くなることを許容する。

2.楽しめそうなバイトをやりつつ、自立してやれそうなことを継続して考える→収入が低いことを許容する かな。

 

早く給料下がってもいいから、正社員でも週に4日勤務とか週5なら1日6時間労働とかにならないかねぇ。もう数年で退職年齢も70歳とかになるだろうに、まだ具体的に何も変わってきてないかな。子供が居る家庭の時短勤務みたいにさ。正社員=週5~6日働いて、かつ残業40時間とかになっちゃうんだったら、正社員やだよ、っていう人多いと思うよ。どうやって正規社員で時短勤務にして家事や趣味をやるかって言う方向だと思うよ。(2年前、退職する時に会社にお願い提案して、自宅業務で必要な時に働くということで数ヶ月だけ給料4分の1のスタンバイ給料制にしてもらった。非常にいい方法だと思った。社会に定着すればいいのに、てかいろんな働き方を会社に提案してみればいいのに)

 

しかし残された膨大で長く、しかし明日をも知れないという時間(≒人生)を、ここの田舎でどうやって昇華させるか、、、けっこう難しい(いや、かなり)けどやってみるしかないよねーっていう感じ。これ、ひょっとするとこれまでで一番のチャレンジングな局面にいるかな~と。周りの地元の判断は、ここではどんどん閉店や人口減り、近くの都市郊外へ移転する事業者も多いことなど、ここで何かやるのはほぼ無理だと疲弊してる。ダメ出しされたほうが燃えちゃうっていう性格を活かす場面だろーな。

(余計かもですが、田舎に関わらず事業主や職人さんは無問題ですが大半の会社員の方はかならずこの感じになると思いますよ。)

 

シニアは75歳から

リタイアするってこと

やっぱり選択はシンプル

人生は出会った人との思い出でできている