迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

介護支援と災害ボランティア

隣県、しかも県境まで20数キロの震災だし阿蘇は特に好きな場所でもあったのでどうしても気になっていて、災害支援のボランティアに行きたいと思っている。だけど母の介護支援で毎日家族でシフト組んで病院行ってるのでちょっと時間が取れなくて参加できてないんだよね。出来事がタイミングもリンクしてるんだけどね、この介護支援と震災の支援、両者がかなり似てるんじゃないかと感じてるんですよね。


それはね、多分ね、介護支援も震災ボランティアもその人のためにやるってことだけではなくてね、どちらも自分を救っているということなんだと思います。自己満足や他者のために行うのなく、自分も含めた皆のためにやるんじゃないか、ということ。


外から見ればきっと何だかわざとらしいという見え方もするだろうし(そういう風に感じたこともある)、何だか自分の名誉のためにやってるようなフシも見受けられる場合があるんだけど、自分が母の支援をしてて感じるんですよ。毎日会って手助けをすることで自分を救ってるって。


この感覚は初めてです。介護やボランティアがどういうことか発見したような気がしています。きっとボランティア活動を継続してやってる方からしたら常識なのかもしれないけれど。今まで気づきませんでした。おそらくオレと同じく実感してない人も多いと思います。仕事の本質4に書いた内容と同じなんだけど、周囲に貢献すること=自分を救うことなんだろうと。 (ちなみ、仕事はお金や対価を得るものだけとは限らないよね。主婦業や子育てがまさにそうだし。)


初めての体験で戸惑い、動揺し、新しい壁に対応せねばならないので辛いかもしれないけれど、経験してるうちに実は自分を救ってるという実感を持てると、ボランティアも介護も精神的にはそう大変では無いんじゃないかと思うわけです。少なくとも現時点ではそう感じています。なので、時間や生活に余裕のある人は是非震災のボランティアに参加して欲しいと思います。きっとそこには働くってどういうこと?の本質が見え隠れしてて、きっと同じ感覚になると思うから。


そして介護中や入院中に被災された方はどんなに大変だろう。想像を絶します。少しでも早くよりよい環境になるよう願っています。