迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

同年代の木


平治岳登った帰り道、杉の林を通過した。人工林でかなり切り倒してあった。年輪を数えてみたらちょうどオレと同年代だった。おぉと親しみを感じた。が、次の瞬間同年代で切り倒されたのか、と気づいた。切ないよねえ。自然の木なら数100年は生きれるのにねぇ。思わず切断面を触って拝んだよ。


よく考えてみると、この杉の木に限らず牛や鶏や多くの生き物、植物を育てては食料・家財としてるわけだよね。原始時代に戻れるわけじゃないし人間が生存するために殺生する必要なのは判ってる。頭じゃわかっちゃいる。が、生きるためとはいえ、出来るだけ減らすことは出来ないもんかね?とまた思った。(いい歳こいてセンチなこと言ってるんじゃねぇ〜 お前だって肉好きだろ?とドつかれそうだ) 


無駄な贅沢はやっぱり不要なんじゃないかとどうしても断捨離の方向で考えてしまう。必要最小限で感謝して頂くというので良いのではないかと。なので飽食系の食べ物にはネガティブなんだよね。(フォアグラとか残酷で有り得ない、SNSでこんなすげぇ肉食ったぜ的な投稿には閉口する)


やっぱ人間とは欲望のフリークスなのであるとまた思った。何でもいいから人生快楽主義に行く、便利過ぎる社会だから質素に生きるのはもはや困難だけどさ、そこそこなレベルで良いよね。