迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

あの頃僕は(君は)若かった

f:id:k-surf:20161007121726j:plain

高3、2流高校の卒アルの写真だけどすんげーピンボケ。解像度不足だよね。思い返せば、この頃ってもうぐちゃぐちゃなマインドだったんだよね。笑えるくらい。

 

長ラン+カールアイパー(髪)でロード用スポーツ自転車で飛ばして通学。学校行くのが嫌で途中でバックレて自分で病欠の連絡をし、そして近くの川で魚つり(他にあんだろ何か!笑)、たまーに久留米とか電車で遊びに行ったりした。何するわけでもなくただデパート屋上でボーっとするだけ。市内にはそんな高所が無かったから(笑)とにかくなんか閉塞感いっぱいだった。歌みたく、どこか遠くへ・知らない町へ行きたいって思ってた。

 

学校の女子にも全く興味無し。皆が女子と付き合うとか言ってるの意味不明。(エッチな本は好きだったが)何が楽しいのか?って。ヘビメタやロックのDeep Purple,Queen,Kiss,Charあたりをコピーするのが趣味。なのに学友に誘われオフコースコピーバンドのギターで学祭出場。そんで庄野真代に憧れコンサートまで行って花束渡したり、松田聖子にハマってファンクラブに入り会員番号は一桁だったり。こだわりも何もなく、いいなと感じたら行動してた。

 

いいな、楽しいなと思うのは全部行く感じでまったくもって統一感の欠片もなし。学校嫌いだからクラブにも入らず、自転車で天草~雲仙一周150kmとかやってたし、原チャリで九州一周狙ったり。橋の下に寝袋で泊まってみたり。井上陽水「青空ひとりきり」ばりに楽しそうだと思えることはすぐに実行していたのだ。ほんとこの歌聞いてそうだうよなーと高校生ながらに思ってた。→青空一人きり - YouTube

 

そんでほぼビリギャル状態だったオレが予備校で1年寮生活をしたら青山学院っていうハイソ(high societyね)な大学に合格してしまった。この年は1・2年の厚木移転で偏差値が下がったゆえだ。青山(表参道)のままだったら合格してないと思う。そんでこんな頭で上京し表参道で完全に場違いを悟った。(サークル活動は青山であるのだ)それから色気づき始めてたので、渋谷で洋服・髪型を全部捨てハワイアンブランドとかでサーファー(見かけだけ)になった。こだわりなんか全くない。周りではやってるのを着るだけ。とにかくポリシーとかそういう”芯”が無かった。(今思えば情けないし最悪な学生だったと思う)

そしてあれから30年余。つまるところ悲しいかな多分何も変わっていないのだ。(感覚的に)趣味が多少変わったのと人生が少しだけ見えたことくらい。結婚もしてないしね。仕事は金融・外資ホテル・外資航空・外資シネコン・テーマパーク・資源開発と転職と転社したから面白かった。相変わらず楽しいことなら何でもやるよっていう感じ。ただ学生からやってた波乗りの継続でどんどん自然に回帰して、都会や人混みが嫌いになり海や山で過ごすことが快適になった。そこが大きく相違点。

もはや、これが人生で修正きかない。後悔はあんまり無い(多少ある)、きっともう1回やり直しても同じようなもんじゃないかと思う。このままブログのタイトル通りの人生となりそうです。

 

久々にこの頃みたいにアホなパーマかけて(今度はアフロ風で)長髪にしてみたい。それだけで楽しそうな気分になれそうだから。