迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

やるな大崩山

宮崎県延岡市の大崩山(おおくえやま)に行ってきた。以前から行った方のブログなんかを読んでて行きたかった場所なのだ。ただ祖母山傾山同様にアプローチが遠く、山奥にあるもんだからなかなか行く決心が着かなかったのだ。北海道の大雪山へも車で行ったクセにね(笑) 正直ゆうといいんだろうけど、登山道やコースがわかりにくいなど、なんか大変そうな印象があって敬遠してたんだと思う。


で、予想通り素晴らしい山だった。山頂には行かず、2つの尾根を周回してきた。(山頂は展望なく、行動時間が8時間を超えるため) 登りも下りも急峻、ハシゴやロープは20箇所以上。標識は分岐点のみで数個しかなくリボンを見失いオロオロすること10数回。(実際にスタートで一箇所見落として30分ロス)。登山道とは呼べない獣道。こんなに自然のまんまの山に来たのは初めてかも知れない。全く観光化されておらず、悠久のままなのだ。久住の牧の戸峠からの久住山などの安楽なアプローチとは真逆の方向。それゆえ素晴らしかった。


山全体の登山道がアドベンチャーで、事も無げに、かるーくロープにぶら下がるところもでてくる。途中何度も「これ、フィールドアルレチックか?」と思った。こんなことして遊んだりして↓


ここ↓では縦走路かと思い、このまま崖を下るのか?と勘違いして絶壁を降りようとした。通常の登山道なら進むな危険マークがあることだろう。危なかった。


地図の重要性、リボンを見落とさない、自力でオリエンテーリングし危険は自分で確保する、といった当たり前のことの重要性を身にしみて感じた。あるグループは地図も持たず、ここどこですか?と聞いてきたり、あるペアはここから山頂までどのくらいですか?絶対これから往復できない時間・場所で聞いてきたり。(両者とも地図持たず・・・現在地も判らず・・・)


とても勉強になる大崩山山域です。ぜひいかれてご自分を試してみてください!コースなどの詳細→大崩山 | 祖母山 |YAMAP 山登り・アウトドアの新定番