昨日宮崎から帰ってきて一気に読んだ。売れなければそこで終わってしまう芸人というリスク100%の生き方を選択した人達の物語。 王さん(名誉監督)がインタビューで「野球をやった人でプロになるのはほんの一握り。大半は普通の生活をしている。野球というスポーツを通じて人生で必要ないろんな事を学んで欲しい」と語っていたのを想い出した。プロ野球と芸人の世界観は同じだと思った。
・・・だが、実際どっちもやったことないので結局はわからない。つまり、経験せずして実際のところはわかりっこない。結局普遍的なそういうことに行き着いた、あるいは戻ってきた。色々と考えてしまう作品であったってことだね。★★★ 価値1200円
- 作者: 又吉直樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/03/11
- メディア: 単行本
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