迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

Day 23 白神山地(白神岳)

昨晩は登山口に車中泊しよかなと思い夕方に白神山地(白神岳)の登山口へ。誰もいないし、林の中で真っ暗でこえーので、近くのみちのく温泉に宿泊。他に民宿は満室だったし素泊まり5500円と奮発(笑)


朝6時出発で白神岳に登りました。登山者は3名。久住なんかと大違いだね、世界遺産なのに人気ない様子。ほぼ麓から頂上までで、登り4時間下り3時間の7時間コース。昨日は八甲田山登ったばかりだし疲れてる。こういう疲れぎみの時はまたブルーに入りやすくなるんだよね。(調子いい時は5時に出てる)


出発準備してる秋田ナンバーのオジサンに登山道の様子を聞いた。彼らは真冬もスノーシュー履いてツキイチで登ってるって。これは当たり。コースのほか細かい情報を聞いた。久留米ナンバーを見て、よく来たねぇとオレの出発まで待ってくれて分岐点まで一緒に行こうと。(オジサンは川沿いコースの点検にきてた)


オジサンの装備見ると左腰に山刀、右腰にピッケル持ってる(汗) 笹なんかを切り開き、夏場にピッケルってことは、滑りやすい土の急登があるということ。少しげんなりしたけどオジサンについてスタート。そしたら山猿みたいにはえー。分岐点まで標準の半分の時間でついた。にーちゃんなら2時間半で登れるなっ って言ってくれたけど、おらーもー滝汗だよ(ToT) 早足で登りながらなんでピンボケw


感謝の意を伝え、それからはマイペース。結局頂上まで3時間10分。山らしい、山だった(笑) 火山でもなく岩山でもない、一般的な山。しかも標高低いから滝汗。



何てこと無いんだけど、それが原生の森。ずーっと森。この白神山地は神の山と言われてるけど、そう感じたよ。山岳宗教も神道も詳しくないけど頂上に社を建てたくなるのがよくわかった。最近は入山する時、感謝の意を声に出しお邪魔する旨を伝えるようになった。山登りってほぼ遍路と一緒だ。寺のかわりに山の神に参ってる。なのでゴミなんて捨てられない。拾って帰るくらいだ。


下山して次の鳥海山に準備すべく秋田市まで移動。今日は県の青年会館に宿泊(壮年だけどw) ひろーい4人部屋をシングルユースで大浴場付き3500円。感謝(^_^)v