迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

Day 19 十勝岳→美瑛岳周回

先ほど無事に十勝岳、美瑛岳をまわり下山しました。8時間、稜線ではガスで先が見えない山旅でしたが、わくわくドキドキ、とても楽しい登山でした。


昨晩のテント泊は熊が居るんじゃねーっていう恐怖感がぬぐえず、深夜に目覚めたりして寝不足気味(汗) 朝は望岳台を5時過ぎに出発、十勝岳→美瑛岳→望岳台で周回。十勝岳は阿蘇のような火山、バリバリの火山礫です。約3時間で登頂、頂上には数名。これから向かう美瑛岳までの稜線の状況を聞こうと、年期ありそうな方々に美瑛岳まで縦走したことあるか伺うが皆さん経験なし(え、マジ?)。そして美瑛岳に向かうのもオレ一人(ヤパシ)。風は強いし、ガスで視界は無いし。夕刻から天気崩れるの判ってるし、、。十勝岳だけで、戻るか? 悩んだけどまだ8時だし、プラス3時間だし、またも単独ドキドキのアトラクションに行くことにしました。(後で登山届見たらやっぱオレ一人だった)


十勝岳から美瑛岳への縦走へ。風とガスがどんどん強くなり、視界はかなり狭く、、(汗)。誰もいる雰囲気なし。ふあーん(笑) このモードに入ると軽くパニック気味になり急いで疲れたり道迷いするから、自分に "大丈夫、一歩一歩ゆっくり行くぞー" と声がけ(笑) 効くんですよ、これ。ブルーになりつつあるのを戻せます。波が大きい時の波乗りも一緒です。パニック防止は声だしです。ぜひやってみてください(笑)


稜線の鞍部(コル=一番低いとこ)を越えて美瑛岳に入ると、今までの火山からうって変わって北アルプスのような登り。ガスの中だけど登山道、山容も美しい! 北海道で登った中で一番の美人。北アの白馬岳みたい。何度もつぶやいたよ、ソー ビューティフルって(笑)


美瑛岳からの帰りは長い長い、しかしこれまた美しいトラバース(標高そのままで横移動)。もっこもこの十勝岳と麗しい美瑛岳のコンビ、美しいトラバース道。ガスだだらけだったけど、とても充実の一日でござった。


最後に、車に到着しドアを開けたとたん大粒の雨が降りだし、それから大雨(50年ぶりらしい)。ミラクルだねー♪♪♪


電波悪いので、良くなったら写真上げます。ガスガスだけど(笑) 本日は岩見沢の温泉センターで雑魚寝です。