迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

船舶免許きました


沖縄から1級と特殊船舶の免許が送ってきました。これで全ての水域で24m未満、20トン未満の船ならどこへでも行けます。実際には経験なくて無理だけどね、免許上はね。(だけど沿海区域の外側80海里=約150キロメートル水域以遠を航行する場合は、六級海技士(機関)以上の資格を受有する者を乗り組ませねばいけないです) 


特殊免許も取得したのでジェットスキーも操縦できます。ジェットスキーは航海範囲が狭く海岸から2海里以内(約3.7㎞)、かつ沿岸から2海里以内でも最大速度で往復2時間以内の距離、最大15海里です。


港周りはブイ(浮標)や指示がありますが、海に出れば通行すべき道路も何もありません。スピードも自由です。船によりますが、どこへでも行けます。ここが地上との大きな違いで自由ですね。そして自由と引き換えに危険も多いです。車なら故障してもJAF呼べばいいですが、モーターボートやジェットスキーの場合、エンジン故障やガス欠がそのまま漂流(遭難)です。JAFにあたる機関もなく海上保安庁のお世話になることになります。あぶないですねー。


ところで1海里=1マイルって知ってました?オレ知らなくて”おーっ”と思ったんですよ。1マイル=1,852mですよね。そして緯度1°=60海里(マイル)で約111㎞です。つまり緯度は赤道上の0°から北極南極の90°まであるので、赤道から極までの距離は90°=60マイルX90°=約10,000㎞。地球の一周が約40,000㎞なので合致しますねw 


(* 陸上の自動車で使ってるマイルは別尺度でした。陸上は1マイル=1,609m。海・航空のマイルは国際海里 (international nautical mile)の1,852m。ややこしーね)


あと海図も楽しいです。緯度=1度=60分と時間表記で表現するいうことです。で、1マイルは=1分なんですね。海図では右端に緯度があるので、コンパスで何分あるか?の距離を図れば1分=1海里(マイル)で距離が計測できます。方向は360度表記でわかりやすいです。NE(北東)は前をゼロ度とすると45度方向ですよね。海軍の「おもか〜じいっぱい」は右転にいっぱいだから90度(E)という意味ですね。ちなみ「よ〜そろ〜」は”宜しく候”のなまりで「了解」「問題なし」だそう。面白いですねー 海図上で航海するのも楽しいです。


あ、あと海上のスピードは時速マイルじゃなく、ノットです。1ノットのスピードは1時間に1海里(1マイル)進むスピードです。同じなんだから時速1マイルって言えばいいのにねぇ〜w そんなこんなでとても面白い。