迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

小説「フリーター家を買う」

フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)

フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)

出張の移動中で読んだ。あー面白かった〜。一言で言っちゃうと、ダメダメなフリーターが苦闘しながら社会復帰(就職することが社会復帰だとすればね)する物語。オレみたいなヤツは誰でも就職できずに悩んだり失敗したりしてるから、思い当たるフシはあるしさ、さらに主人公の父親の旧式な頭の凝り固まり具合のほうがドキドキしたりする。・・・ってか、身につまされるかな。知らなかったけど、これTV番組になってたんだねぇ〜。だからタイトル覚えてたんだなぁ。主人公も父親像も家族の物語、そしてタイトルから想像するのと違う展開になっていく、、。リアルなサスペンスとしてもと、いろんな意味で楽しめる一冊でした。 ★★★★