迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

せつない感じ・・・

えー、オレが実家に帰って4年になります。最初は妹家族4人も含め7人同居だったんだけど、現在はオヤジと母親との3人住まい。で、最初の頃は母親も元気だったので母親が毎日ご飯作ってくれてた。だけど持病のリウマチが進んで、はたまた転倒による左腕骨折で調理が出来なくなってましてね。時間あるときはオレや妹が鍋なんかを作ってます。(妹は近くに住んでて時間があけばシチューなんかをサクッと作ってくれる)


まぁ、オレも独身暦30年のベテラン(?)なので、自炊暦も長く、そこそこの味付けは大丈夫なんすよ。味見して、何が足りないか?くらいはなんとか想像できて、まぁ想定内の味になります。かつ料理することが好きなんです。これを入れるとこういう味になるよね?ってのがあるから、楽しいんだよね。青山のうどん屋さんでの修行(アルバイト)も出汁なんか覚えたし。通常はオヤジが宅配弁当をお願いしています。母親は糖尿でもあるのでカロリー計算したやつねw


でね、オレが出勤せずに昼間に居るときは格好の運転手になるので、いうもより遠出して外食しようということになるわけです。出かけるったってさ、まぁ片道20〜30kmがいいとこなんですよ。で、こないだ隣市、大牟田の回転寿司が旨いらしいという情報を聞きつけ、行ってきた。(我が柳川市には無いのだw)大手のスシローです。そこで両親とも好きなもの注文して食べてたんだけど、「すごい美味しい」というわけです。確かに旨くはあった。回転寿司のレベルでね。


それ以降、また行こうということになり何度か行ってる。地元にマトモな寿司が無いことも切ないけど、スシローで両親(80歳と74歳)が旨いと言ってリピーターになるのは、かなり切ない。いつあっちに行っちゃうか判らない歳んだからね、江戸前のバシーッとした旨い寿司を食べてもらいたい。だけど、身体の都合で遠くにゃ行けないしね。まともな蕎麦屋さえ無い。田舎ではこういう感じなんですよ。かなり悲しい。東京に居て、現在田舎に居る各位ならこの感じ判ってくれると思う。なんかさ、泣きそうになるよ、マジ。


なので、年末は北海道からタラバガニとイクラを取り寄せて豪華食いしたよ。「食べたことなかった、美味しいねー」って。80歳でも食べたことない、オレも50歳にもなるかってのに、オレはこの2人に何をお返して来たんだ?と本当に切なくなった。今後は美味しい食材をどんどん投入して行こうと思う。腕もあげなきゃいかんね。ま、本当は嫁を見つけて手伝ってもらうのが一番なのだが・・・(汗)