迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

13歳のハローワーク

新 13歳のハローワーク

新 13歳のハローワーク


世の中には沢山の知らない職業がある。友人はご存知だがオレの場合、業種的にはリース、ヨット製作、航空会社、ホテル、映画館運営、事業開発、資源掘削とまぁ多種を経験した方だと思うんだけどね。中には短期のものもあるのでさわりだけを知ったというものもありますが。その他にもバイトを含めれば、鉄工所、飲食店、ガソリンスタンド、デパート、交通整理、スーパー、引越し屋、ツアコンなどがある。それでもね、世の中にある職業のほんの一握りでしかない。


甥達(妹の息子達)が高3・中3なんで今後の進路どうするの?ってことを考えた場合、親や周りの大人達は数少ない自分の経験から、職業を奨めたりせざるをえない。毎日一緒に住んでたって本人がどんな資質や考えをもっているかもわからない。自分で自分の進路を決定するのが一番良いけれど、学校の先生(まず教職しか経験ない)か親(その職業観になる)というとても限られた情報源しかないのだ。中には確信してる子もいると思うけどね。


そこでこの本は世の中の職業を網羅する形でどんな仕事か?を科目別(国語とか数学とか)に紹介してあります。そしてただ解説するんじゃなく、現実はこうだよとアドバイスや、その職業の将来見込みなどもエッセイとして書いてある。こういう本を本当は学校の授業で週に1回実際の現場のオトナを呼んだりして話させればいいのにと思う。少なくとも、世の中にはこんな仕事もあるんだね、と思える手助けになる。(↑の本をクリックして、中身をみる、をクリックすると冒頭の数ページ見ることができます。)


甥にプレゼントしたけど、面白かったって。てか、妹が面白がってたけど(笑)子供の進路をどうしようかな?とお思いの方、いい本だと思うよ〜。著者は佐世保のヒーロー(?)、カンブリア宮殿で数多くの企業の社長を紹介している村上龍さんです。(しかし変わったなぁ彼は。昔とはw)自分がこの職業がいいんじゃない?なんていう偏った情報で伝えるより、本をあげたほうがいいと思うよ。大学生にもいいかも(笑)


えー個人的に興味あるのは、自衛隊ソーシャルワーカーかな。(お前もかいっ)