迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

マラソンはM体質か?

3年ぶりにフルマラソンにエントリーしました。だけどね、もともとは短期集中型の速筋体質なのです。(速筋→速筋と遅筋について - 筋肉論 - 超初心者向け筋トレ方法実践サイト)なんで、長時間連続稼動する遅筋に向いてるマラソンは全くの不得意分野なんです(汗)精神的にもじーっと我慢できるタイプでは無いんですよ。(周りの知人は深くふか〜く納得するはずw) 自分でもフルを走ったということをまだよく実感できてないほどです。


じゃ、何でやるのか?っていうと、こないだ書いたんですが、走りこむというトレーニングが主目的です。10kmや20kmを20回近くやらないとフルの完走は厳しいので。いつでも波乗りや登山ができる体力・精神力つくりということです。で、それまでは経験していない(したくもなかった)マラソンの世界、キッカケは友人がハーフ完走して充実感ある♪♪というので。 充実感や高揚感という表現にめっぽう弱いオレとしては、体験してみなきゃーな、で、始まったんです。はい、表題どおり迷わず行こうよ、です。やる前は、なんか、とんでもないM体質なスポーツだなと思ってました。


一般的にマラソン=M体質(マゾ的体質)だと思われてませんか?オレもそう思ってました。苦痛が好きになったのかな?と。でもね、今日、温泉に浸かってて、もう少し頑張って汗をだそうと我慢してみた時、発見(?)したんですよ。マラソンや我慢はM側ではなく、S側じゃないかと。42kmも走り続けるってのは、普通に考えて尋常じゃないですよね。で、なんで完走するかといえば、肉体側の(M側の)受容じゃなく、精神的の(S側の)無理くりな意思なんです。


カラダとココロ(もしくは精神、意識?)は走ってる間、すーっとせめぎあってます。カラダは「もうここらで堪忍してくれ」と膝や踝なんかに痛みを出します。(オレの場合、30kmあたりで必ずやってきます)ココロもカラダの痛みに従い「もうええんちゃうの?」と反応します。で、そこから完走するまでは完全に意思側です。気持ちでしかないんですよね。この気持ちでしかない=肉体を無理に意思に従わせてる、ってのはドSじゃないかと。肉体的にも精神的にもM側になってるのに、あえてS側を主張してるわけです。M体質のスポーツだったら、苦痛が快感に変わらなければならないハズですよね。そういう人も希にいるかも知れないけど、オレを含めた大多数は、ドS体質なんだと。


だから、M体質じゃないからマラソンできないと思ってるアナタ、違うんですよ。S体質ほど自分もイジメられるんですよ〜 マラソン=ドS、ちょっとした発見じゃね〜?  


・・・勘違いかもしれないのは、いつものこと(笑)