迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

「トイレなきマンション」


これ↑、観なくちゃいけないっしょ!! (以下、番組紹介より引用)


「トイレなきマンション」という言葉がある。原子力発電所を稼働させると、使用済み核燃料などの放射性廃棄物が出てくる。"核のゴミ"と呼ばれるものだが、その処理方法がなかなか決まらず、たまっているのだ。そこから放射線が出なくなり、安全な状態になるまで少なくとも10万年はかかると言われている。これは今すぐ原発を廃止しても、解決する問題ではない。これからの日本を考える』上で、避けては通れない"核のゴミ"の行方を池上彰が取材、徹底解説する。

【世界で最初に決断したフィンランド...10万年後まで埋める】
 "核のゴミ"を処理する場所を、世界で最初に決めた国が北欧・フィンランドだ。池上彰が、フィンランドへ向かった。その場所はバルト海に面した森林の中にあった。その名は、オンカロ。フィンランド語で「隠し場所」を意味する。地下400mに使用済み核燃料を埋める場所を建設していた。しかも、10万年先まで埋めるのだ。取材の許可を得た池上彰は、車に乗り地下へ続くトンネルを進み、その場所へ向かった。そこはまるで地下都市のようだった...
 一方、核のゴミを出し続けている日本。青森県の六ヶ所村に処理された使用済み核燃料が保管されている。池上彰が施設内に入り、その様子を徹底解説する。


意見:だいたいさ、核廃棄物処分の方法を考えずして核の運用しちゃうっての凄い。普通の感覚じゃないね。だけど、作ってしまった現在、やることは単純。いかに放射性廃棄物を処理できるか。それだけ。シンプル。だけど10万年の歳月をかける処理方法の発見は10年単位じゃないかもしれないね。100年単位かも。これは確実に手に終えない世界に足を突っ込んでると思えて仕方ない。終末思想ではないけれど、普通に考えてそろそろ人類の能力限界を超えてるんじゃないか、という気がする。