迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

vol.1 恋愛vs本能【R-18】

昨日、歯医者に行って3週間ぶりに痛みがなくなり朝から気分はハッピーでした。 昼はオヤジと近くの中華屋さんでビール、+調子乗って紹興酒を飲んでしまい、午後は爆睡という、怠惰な日曜日を過ごしました。


で、そろそろ書くぞって内容ですが、今回は恋愛ってことについて。 もうまったく世間様の考える恋愛感に合致しないんですね。自分の身体感覚が。若い頃は、ほぼ動物のような感じなんですよ。 だいたい頭に恋愛のモードや思考回路なんてもともと何処にも存在していない。 繁殖といった本能からくる欲情のみです。 プラトニックってのも怪しくて、庄野真代さん(古いね)を好きになると同じく、勝手な偶像崇拝な感じ。 ほんとに本能要求しか無かった。 相手は正直言って健康そうであれば誰でも良いわけです。 そういう風に脳から指令されてる。 実際本能に従うかどうかはその人次第です。おかしくなりそうな気さえする時も多々あります。 極端に抑制すると事件を起こしかねません。 だけど世間では1対1のお付き合いがあって→お互いが好きになって→恋愛関係になり→その上でOKならば、という流れが正統とされてた。 この女子(というか、社会)にとってのおそらく当たり前が確実にハナから別世界な訳です。


ちょっと話が長くなりそうなので、省略すると、まずもって思考回路に恋愛が存在していない。 そんで付き合った人には恋愛感情らしきもの、独占欲とかそういう感情が後追いでおいおい生まれてくる。 世間と逆ですね。 そうです。 世間的にいうと低俗です。(たぶん多くの男からみると極めて普通だと思われます)寝たいと思うかどうか、からしか始まらない動物くんです。 始まりはほぼ見た目だったりスタイルだったり。 浮気ってのは、それを付き合ってる人に申し訳ない、ということで無理やり制御してきた訳です。 理性あるといえば聞こえは良いけど、実際はバレたら面倒とか単なるリスク回避です。 この女子(=社会)の要求するように自制したことが、かえって不健全に現在の無活動に繋がってます。 当時はこんな感覚が20歳〜30歳くらいまで続きました。


それが30歳をこえたあたりからちょと変化が起こりました。 付き合って恋愛感情が生まれてくると、家族のような感覚になってくることです。 非常に仲が良くなって楽しくて快適なのですが、そうなると今度は保護の対象に成るわけです。 こうなるとね、もう繁殖活動の対象では無くなるわけです。脳からの守れという指令です。 ワタシの思惑ではありません、脳=神の領域です(笑) もはや、性的な対象で無くなっちゃう。 私の場合、だいたい半年がメドです(笑) もともとオレを含めた動物の繁殖本能って「攻撃的」「狩猟的」な衝動から起こってるんだと思います。 なので、いったん関係が近くなるともう保護の対象になっちゃって、もう家族です。そんな人に自我の欲求を求めるなんて恥ずかしいことは出来ません(笑) 人生の師匠である、ビートたけしさんの「仕事とSEXは家に持ち込まない」です。 冗談っぽくご本人も使ってたけど、本音。まったく同感。


恋愛回路を持たないワタシという生き物にとって、社会的な行動である恋愛、また結婚を考えると、これは大問題です。 保護する関係にある女子に攻撃的に接することはもはや不可能なのです。 どうやら周りを見渡すとそう感じるのはワタシを含めかなり少数かもしれません。 結婚してて相手と何年もセックスレスな人の気持ちは良く判ります。 同じグループです。 もしワタシが結婚していたら、確実にこのグループの仲間入りです。 幸か不幸かワタシの場合は恋愛過程で発覚するから結婚に到りません。寝れない彼氏になっているからです。 30歳以降、と書きました。思うにそれ以前はこの保護の対象となるより男子の情念(というか本能による思考麻痺)が強いから保護かどうか関係なく攻撃可能なんだと思います。 もうこんな自分が面倒だし、嫌悪なんですよ。 いっそ脳からこの指令を削除して欲しい。


なので、ワタシの場合は恋愛できたのは20歳〜30歳であった、ということです。 それ以降は全て保護の対象。家族扱い。 ですから、結婚できたのも30歳くらいまで。それ以降は不可能と言って良いと思います。今でも好みの女子と知り合うとときめきはします。ですが、結果はおそらく同じことです。 なんで結婚しないのか?ではなく、結婚できない。それは女性が望むような男子の時代は過ぎ去ってしまっているから、ということです。 もうこの問題で30〜40歳台は苦心しました。社会(女子)の要求とこちらの身体感覚が相反してるから。 何歳でも恋愛できる石田純一さんや加藤茶さんは、特殊才能の持ち主です(笑)例えに出すのはやめてほしい(笑)


ついでに付け加えると、誰がいつ一対一の関係を良しとしたのか?ですが、おそらくアダムとイブが最初なんだけど、それよりアマゾンなどの未開部族での「皆で生んで皆で育てる」ほうが身体的に理解しやすいんすよ。 しかし現実には同級生のほぼみんなが結婚してて、ホントに凄いねと思うし、羨ましくもある。 だけど、それはこの繁殖期に(概ね35歳くらいまでかな)”なんか良くわからんけど”思考麻痺しててこの女性、キープするしかない!と思える覚醒期間中にしか実現できないんだと思います。


じゃ〜今後はどうするつもり?ってことですが、個人的には60歳前後で仲よくなった女性と海か山で一緒に暮らせればと思ってます。 さすがに女子も草食になってらっしゃるでしょうw なのであと10年後くらいかなぁ〜(笑)ま、そんな感じす。 これで周りで物議をかもすかもだけどさ、本当のことなので。。。何とかこの欲求とうまく折り合いをつけたいと願っています。 最後に、このあたりをうまく表現した方の言葉を。


「女は実体であるが、男は現象である」by免疫学者 多田富雄
「すべての男は消耗品である」By村上龍