迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

ねんきん定期便・・・。


ねんきん定期便がきました。現在までの記録と将来の受取額。65歳から年間120万(月間10万)くらいです。なんとな〜く20万くらいもらえるんじゃないかと昔は思ってましたが、全然違うよね。(オレはこの事実を35歳くらいの時に発見し、ヤバイと思って個人年金始めてます。なんせ転職当たり前感覚だったから自己で退職金積立を前提)なので現在までに実際に払い込んだ国民年金+厚生年金の合計は約1000万円です。


・・・で、考えてみた。まず月に10万じゃまず暮らせないんだけど、それはさておき、払い込んだ金額が国民年金と厚生年金合計で約1000万円。なので60歳までに支払った金額を1200万円として、いつチャラになるか考えてみよう。(この際、今までの金利は考えない)受給できる65歳までの生存が前提ですがね・・・


毎月10万円弱なので、1200万円の”元を取る”ことを考えると1200万円÷10万円=10年=75歳。つまり、元を取るには75歳まで生きてやっとチャラなのだ。しかも円の貨幣価値はおそらく現在よりインフレになり減っていくでしょう。100円じゃ何も買えないかもしれない。プラスおそらく消費税は15%〜20%だろうし。(これはもう止む無しでしょう。)


そして多分、、、いやほぼ確実に、、、オレらの頃の受取り可能年齢は65歳→70歳になる可能性あると思う。だってさ、平成23年度11月の年金納付率はたったの56.9%!驚きである。(データ元平成24年小国民年金納付率) そして独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構が「70まで働こうキャンペーン」やってるでしょ?それって70まで年金出さないからね〜って予告だ。参照→未来告知が始まったのでお知らせします。 - Chikirinの日記 


もし、60歳で働くのやーめた〜(是非そうしたい)の場合は、70歳の国の年金受け取り開始まで当然収入が無いのだ。そして始まっても毎月10万円なのだ。ご飯代とチョイ飲みだけだね。チョイ前までは数千万という退職金の企業も多々あったけど、もう見込めやしないよね。もう、かつてのリタイヤ+バカンスな感覚は無く、60歳〜70歳の10年は体力も落ちてるし、一番のシノギどころとなるね。なので、しのぐ作戦としては・・・

1)自力で退職金を貯めて10年に備える(預貯金、投資、不動産など)
2)個人年金保険を60歳〜70歳に設定しておく
3)70までフル稼働する(避けたいなぁ)
の選択肢しかないのだ・・・。そしてそれまでに完了しておくことがある。
4)家賃のかからない住居を確保しておくこと=60歳までにローンを終了させておくこと。家賃ゼロなら10万円でもなんとか食べれるでしょ? 
5)あと、隠し玉としては、このシノギの10年を安価なアジアで暮らす、という手がある。住居も生活費も安価。もしそのまま居心地良ければ70歳から年金を海外で受け取りながら過ごす。(あ、もしいま手元に日本円の現金を沢山もってるなら外貨に替えておきましょう。行きそうな国のバーツでもルピアでも。銀行の保険外だからタンス預金が良いかもw あとカタコトでも英語か現地語の勉強ね)


で、2)の自力で個人年金保険を強化してます。もともと1)で行くつもりだったけど、AIJみたく運用し損なってて−40%減(T-T) ・・・なんたってさ、せっかくだから老後までがんばって(健康で)生き延びて楽しむしかないよねっ〜♪ ・・・といいますか、お前は子供いねーからそんな事言えるんじゃん〜って声が聞こえてきそうです。だけど子供が居まいが現実はかなり厳しいです。自分の面倒みるだけでもね。最近アジアに頻繁に仕事に行くので5)もかなりあり得る。


・・・・ここまで書いて削除したくなった。あぁ、こんなこと忘れて前向いて働こう(笑)それと体力必要な遊びは早くやっとこう!!