迷わず行こうよ、行けばわかるさ

何でも経験してみなけりゃわからない。やってみると先がみえるよね。還暦オヤジのダイアリー。

美しい薔薇には棘がある、のだ


台風が関東に向けてゆっくりと北上中。で、首相が変わったなんてことに全く関心も無く、波乗り連中はどこで波乗りするか?そればっかり考えて仕事になって無いでしょう。有給休暇取ってる人も多いハズ。そういう人達なんです・・・(自戒も込めて非社会的で申し訳ないと感じる)。これだけ真正面からゆっくり来ることはめったに無いから、千葉の松部や逗子のカブネなどクラシックポイントは相当に熱いでしょう。そして四国も九州も。ここ数日はレジェンドとエキストリーマー限定のサーフシーンでしょう。次号の波乗り関係の雑誌はこの話題で決定。


でね、無理はしないで欲しいです。実力と状況を良く考えて。年取ったからか、危ない経験したからか、心からそう思う。危険だと思ったら海に入らないで欲しいです・・・。サーフィンで命かけるのはもったいなさすぎ。肩くらいの波をゆっくり楽しむのが正解。(昔、長崎の某河口ポイントで台風時に入ってて、最高だったんだけど、途中でリーシュ切れてボードをなくし、川の流れにさからって泳ぎ続けるも流され、沖合いの漁港のポールにしがみつき手をフジツボでザクザクに切って、結局観てたサーファーに助けてもらった、という経験があるんです。かなり危うかった。パッと見た目はサイズ大きいけど、綺麗に割れる美しい波なんで危険の匂いが感じられなかった。)


山にたとえるなら、すげー岩壁を登るのと同じ感覚だと思います。無理しちゃだめでしょう?実力を考えないと動けなくなって、結局救助されて回りに迷惑かけちゃう。ちゃんと練習してないとね。そんで迷惑かけないですむ方法と最悪のケースの想定してね。。。でも目の前に普段見ることができない美しい壁があったら、、、登ってしまう、見たこと無い美しく大きい波があれば、、、パドルアウトしてしまう、のを抑えこむの大変なんですよね。何か脳内物質が出て理性が働かない・・・。波が美しすぎて、アドレナリンでたりして盲目になる。そして自然の美しい花には確実にトゲがあるのが霞んで見えない。


あぁ、若いサーファーが心配だなー。きっと波が最高なだけにね。うーん。この天気図みてドキドキハラハラするオレも病気ですね。波乗り病。ほんと事故が無いことを祈ります。遊んでるサーファーが流されて県警などに救助されるなんて全くNG。救助隊は遊んでる人を助けてる場合じゃないからさ。